SSブログ

何歳まで情熱を持ち続けられますか? [日常]

毎日の人間ドックの診療で、受診する大半の方の年齢が40歳代から50歳代である。つまり生活習慣病発症年齢であり、このころ普段の生活状態が将来の健康状態を左右する年代だ。(実際は生活習慣以前に、ほぼ遺伝的に将来の病気の確立は規定されてしまっているのですが・・)

つまりこの世代、自分と同じ世代(50歳代ではなく40歳代ですよ!)なのだ。受診者の中には、自分より若いのに、妙に老けこんでいたり、メタボバリバリで糖尿病・高血圧・脂質異常・・・さらにすでに心筋梗塞の既往があったり・・・・結構びびってしまいます。

自分はいったいどうだろうか?今のところ目立った異常はなく、低血圧くらいかな~。以前に沢水を飲んで肝炎になったことはありましたが。
山を始める前の昔の自分(30歳以前)はやや肥満気味(プチメタボと言う)だったのですが、今では、頻繁に山行を重ねった結果、なんとか岐阜市自宅発~3000mアルプス級の冬季(⇐少し大げさ?)・残雪期・グリーンシーズンを通して日帰り踏破が可能になり、同年代の中では比較的屈強な体力を身につけている方だと思う。年々こういったワンデイの登山は体に響くことが多く、さすがに俊敏性は低下しているが、粘り強さは今が一番ピークに至っている気がしないでもない。


さてさて、山登りには常に情熱的な気持ちが必要である。特に冬季高峰日帰り山スキー山行はそれなりのリスクを背負い、深夜発山行に至っては睡魔との闘いから始まって、恐怖心の克服、最後の粘り、滑走時の集中力・・・などなど、自分のモチベーションをピークに持ちあげなければ、得てして自然は簡単に自分を奈落に突き落とすことだってある。

情熱を持ち続けることはたやすいことではない。楽な生活に慣れてしまえば自分だってすぐにメタボの仲間入りになれる素質は十分にある。(昔は太っていたからね!) いつまでも山に対当し、その美しくも厳しい世界を自分の足で踏んでみたいという欲求を満たすためには、やはり現場でのトレーニングは欠かせない。すべては情熱がなければ成し得ない。世の中の多くの登山家は日々たゆまぬ努力によって山を生涯の活動の場としている。自分もこの先どこまで山に向かえるのか、仕事・日常生活・家族を守ることなどを考えると、さまざまな障壁が現れるだろうが、まだまだ、自分は現役で山に臨みたい。
やはり情熱しかないだろう。これから何歳までこの気持ちを持ち続けることが出来るのかはわからないが、いま新たに情熱的になれる気持ちが自分に現れたことを確信できたので、今しばらくは大丈夫だろうな・・・てことを考えたりしています。
(今年はまだ、大腸がん検診・胃がん検診を受けていないのでちょっと心配ですが・・・・)

(比較的?)強靭な体と気持ちを与えてくれた両親と、情熱を与えてくれた家族に感謝!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。