あの草原の山:伊吹山にも藪があったなんて・・・ [山行]
- 【山名】伊吹山:1377m
- 【コース】上平寺集落~上平寺尾根~京極氏遺跡~伊吹山南東尾根~山頂~山頂駐車場~北西尾根下降(試みたが完璧な枝藪で下降路を断たれ敗退)山頂まで登り返し一般路を下山し、上野登山口でタクシーを呼んで駐車地に戻り、さらにデポ車を回収に向かう
- 【山行実施日】2009年6月14日(日)
- 【メンバー】一流アルピニスト”敦賀のみれさん”、懲りない僕
- 【装備】操:水と行動食とカッパの超軽量装備
- 【天気】晴れ(暑すぎ・灼熱)
- 【行動時間】8時間30分 (実歩行時間7時間)
- 【累積標高差】約1367m(GPS計測)
- 【水平移動距離】約14km(GPS計測)
- 【山行(参考)コースタイム】
- 7:32 上平寺駐車地発
- 7:51 尾根末端取りつき
- 8:33 京極氏遺跡
- 9:00 838mポイント
- 9:00~10:55 激藪トラバース
- 11:24 1100mカレンフェルト草地帯へ脱出
- 12:00 山頂一等三角点
- 12:28 山頂駐車場
- 12:30 下降点
- 12:30~12:55 下降路不明にて敗退決定
- 13:09 一般路登り返し山頂
- 13:32 上野登山口
- 15:00 駐車地帰還~デポ車回収へ
まずは行程をどうぞ・・・(右)上平寺集落起点~山頂~(左)上野口下山
上平寺からは登山道らしきものが京極氏遺跡まではしっかり繋がっているがその後はぱったり獣道になる・・・獣の匂いもかなり漂っていたり・・・熊の足跡、しか、狸?、イノシシ?多数。このエリアは結構熊は多いぞよ。。。出だしでいきなり熊鈴紛失してしまい、みれさんだのみとなる。
いかん。。。車での移動の軌跡も入っている。。実行動距離は14kmです。
まずは軽い藪の取りつきからかなり整備された道に合流しこれが、京極氏遺跡への登路だったようだ・・・ヤマ屋さんならともかく普通の観光客はここまで登りませんぜ・・・
遺跡・・があったようですが・・
まただんだんヤブっぽくなる・・・みれさん”下山口にデポしてきた愛車のカギ忘れたかも~~”・・・と、でもありましたザックの中に・・・ホッとしましたよ。。。
かなり藪を抜けると何とか切り開きの尾根に・・・この角度での伊吹山山頂は貴重
少し明るい尾根を登ると何となく838mPらしい場所・・・・
この後また、激藪に捕まる・・・・果敢に攻めるみれさん・・・イケイケでいけ~~
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藪に埋もれかかるみれさん・・・精神的ダメージと灼熱伊吹山地獄はかなり体力を消耗させる
最初は5合目付近で一般登山道にトラバースする予定だったが、藪が強すぎて全く道を進めず、それでも耐えに耐えて真上を目指す。この時自分はみれさんに・・・バリルートでこのまま登るよ!!と宣告。みれさんやや困惑の表情だが一流アルピニスト故こっちも妥協せず!ブヨに顔を刺されてブヨブヨにh腫れても、アルピニストの勲章です!!進みまくります。
少し藪を抜けると植林帯?でしょうか。快調に進みます。。。。
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開放感あふれる尾根上部で、いよいよ山頂が視界に入りました
この景色を見れる人は幸せ!!一般ルートから、東100mの尾根を直登。
やや厳しい斜度だが問題ないでしょう。。。こけたら落ちてきますけど!
山頂までもう一歩のところでもみれさんはひたすら下を向いている・・・・景色見てまっか?
開放感抜群の尾根上部・・・・あと100m登りありますけど・・・思わず早目のガッツポーズ
懲りない人は緑の斜面でスキーの真似??????です後方が山頂です。。。このラインからはかなり目立つ登路です・・真似しない方がよいかも。踊子草を踏みまくってしまいましたから・・・・・・・
それでも山頂から一般ハイカーに奇異の目で見られバリルートからこれ見よがしに山頂へ這いあがった!!歓喜のガッツポーズ!みれさんの18番。
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山頂駐車場から左への尾根は単純なルートだが強烈な藪・・・
真ん中のスカイラインが目的の尾根だったのだけれども・・・今回は時間もないし下降したら時間ギレ遭難の危険があり・・・ここは速やかに撤退決定。一般路を山頂に登り返し多くのハイカーに囲まれながら上野口へ・・・・14:30下山
このあと、近くのコンビニまで歩いてタクシー依頼し、駐車地へ・・・5kmほどあった。。。灼熱のこの地方は今日は28度くらいあった。。。歩いたらかなりダメージがある国道(酷道)でした。奥伊吹方面へデポ車を回収後1000円もするド高い温泉(須賀谷温泉)を楽しみに車を走らせる懲りないおじんと敦賀の一流アルピニスト”みれさん”なのでした・・・・・お疲れまさでございました。。。またリベンジに行きましょう・・・あの激藪尾根を目指して。。。。。?
レポ拝見しました~
藪々とブヨ攻撃に耐えて、ワタシたち・・すごく頑張ったわ。
(だ~れも誉めてくれんから自分で言う(笑))
過ぎてしまえば「楽しかった~」とか「絶対リベンジやー」とか
打たれ強い自分なのでした。
下降断念した激藪尾根、夢に出てきた・・懲りないワタシ?!
junさんには藪は似合わんけど、リベンジの時はよろしくお願いします。
半年後のスキーシーズンに向け、もうトレーニング開始でしょうね。
暑い夏はすぐそこ、頑張って!益々どMに磨きをかけてください。
by みれ (2009-06-16 09:28)
みれさんご苦労様!思っていたより小柄ながらパワフルに登りあげる執念??はさすがです。さすがアルパインを目指すだけのことはありますね。一人だったrとっくに敗退してましたが、みれさんの”いけいけ~~!””突っ込め~~”の掛け声で何とか山頂を落とせました。あの尾根(弥高・上平寺)からの報告、結構検索で引っ掛かりましたよ。。。。今度は下降路ですね・・・藪対策・ビバーク対策・・・でしょうかね。。。ヨーロッパ遠征が終わったら、またどこか行きましょう。どMな仙丈ケ岳:地蔵尾根ワンデイあたりは魅力かな??
by 懲りないおじん (2009-06-16 17:55)
はい、仙丈ケ岳:地蔵尾根ワンデイも気になって気になって(^^ゞ
今、六甲縦走マップとニラメッコしてますけど・・
ニンニクでも丸かじりしたら何とかなるかなぁ(^_^;)
車のデポと電車乗り継ぎが田舎者の私にはネックです。
by みれ (2009-06-16 19:38)