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山スキーは山ヤにあらず?! [山スキー]

と言うわけで、山スキーというジャンルは真のアルピニズムから離れているのかな?と疑問もある。そもそも、僕が山スキーを始めたわけは、単純明快。積雪期も山に登りたい!である。しかも日帰り前提で・・・。

職業柄、山中で携帯呼び出し、帰ってこいコールにより深夜に下山したり、様々な障壁が過去にあり、一時は完全に山行活動はやめようと思ったのですが、それでも、やはり、山に入りたい願望は捨てられなかった。そこで出会ったのが、いかに雪の中で速く、安全に行動できるかを限界点でマッチングさせてくれたのが山スキーだったのである。その出会いは衝撃的な山行クロニクルだった。(詳細は省く)。今の自分にとっては山スキーの課題は、いかに速く、安全に行動できるか、そして最大の付加価値として重力ベクトルに沿った滑走によるサティスファクションである。

アルピニズムが垂直への挑戦だとすれば、山スキーは水平、斜め上向き、斜め下向き、さらには360度全ベクトルを山の中で発揮できたとき、自分として山スキーはアルピニズムなのだと実感できるのである。これからもきっと山中泊は困難である以上このベクトルを追い求めるのが僕の当面の山行活動となる。

さて、これらの山スキー山行をセイフティーかつロングディスタンス、ハイスピードで実現するためには、道具の進化に頼るところが大きい。だから山スキーには相応なる費用がかかるのは否めない。それは上手く言い訳すれば命を守るための最低限の投資である・・と言ってしまおう。(この辺は古典的山ヤさんには受けが悪いんだろうな)

山スキー道具はある意味かなりマニアックなもので、どこでも手に入るわけではない。僕の場合、元々名古屋にあるIBS石井スポーツで全てのマテリアルの技術アドバイスを受けていた。ご存じのごとくIBS石井スポーツ名古屋は現在休業?中(新生再開準備中)であり今シーズンの山道具調達は困難を極めた。そこでいろいろ画策して、岐阜から200KMとチョイと距離は遠いが松本市にあるご存じブンリンさんで、今シーズン、お世話になることとした。先月、メールで希望のマテリアルを注文し、山行の帰りに取りに伺ったが、さすがは山の本場松本の店だけに山スキー道具のラインナップは万全であった。(決して大きな店ではありませんが、必要十分な品揃えという感じ。)しかも、遠方から来たためか店の主人は親切丁寧であった。わざわざ、遠路訪れただけのことはあったと思う。ちなみに・・・いつも同行していただく方たちも最近はブンリンさんで用具を調達しているらしい。とくにココには最大幅135mmのオリジナルスキーアイゼンを手に入れることができ、最近のファット化するスキーにおいては大変ありがたいものである。というわけで、満足できる山スキーを支えるために、安心できる用具選びと、優れた店は欠かせないので、皆さんもぜひブンリンさんを覗いてみてください。

最近、知り合いの福井県の女流アルピニストも遠路、ここブンリンさんで衝動買い?してしまったらしい。

善い道具で安全に快適に積雪期の山を楽しみましょう。

こんな感じで・・・!!

激パウ!! 名人の元祖テール滑走

DeepなPowderで傾斜が無くてもFATならそこそこ走ります。

 


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