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バイオリズム変調/失調??:白馬乗鞍山スキー惨敗編 [山スキー]

本日12月21日:午後からの悪天の予報を承知で遠路遥々、白馬乗鞍に遠征。相方は目下海外登山に向け準備を虎視眈々と進める篠崎氏。

朝8時にゴンドラ乗車。ゴンドラトップからシール歩行。朝9時ごろすでに陽が燦々と照りまるでGWの陽気。いきなりオーバーヒート気味。いつも山行は原則、陽が昇る前からのスタートが多く、もちろんこの季節でこの高温、体が全く対応できず。登下降スピードは超ドン亀で、はやくもへべれけ・・・今までそんなに何人もの人に追い抜かれたことはなかったが、今回ばかりは後続スキーヤー全員にごぼう抜きにされてしまった。ヘタれ野郎と化してしまった!!

山頂ではクラスト斜面にスリップしまくり全く登れない。異常事態。何とか白馬乗鞍山頂についたが、天候はどんどん悪化。さすがに小蓮華山方面には進出できず。ここから滑り降りることとする。クラスト斜面に手も足も出ず、モナカに撃沈。ブッシュ帯は怖くて滑るどころではない。モチベーションなんて全く湧き上がってこない。肩で息をしてもうとにかく、つぼ足でも善いから下山したい。
スキー自体が全くしたくない。体が要求しなかった。 登っていても頭が空白になってこない。こんな状況で厳冬のヘビーラッセルなんてできっこない。

きっと、今の自分に山・山スキーは必要ではないのかもしれない。心を置いてきてしまったのだろう。こんな状況で登山をするのは極めて危険。

そう今の自分に必要なものは山ではなかった。今シーズンどこまで山に打ち込めるか今は全く不明だが。無理して山をやる必要もないかもしれない。せめて体が山を忘れない程度のトレーニング山行でとどめておいてもよいのかもしれない。

長い人生にこんなバイオリズムが変調してしまうことくらいあるよな・・・・と自分に言い聞かせて往復600kmの無様な山スキー遠征を終えた。同行者には、まったくもって足を引っ張るばかりで誠に申し訳ないかぎりでした。

なぜか帰宅したら”心が落ち着いた”のはなぜだろうか・・・・・・・
今一番大切なことは”山スキーじゃないでしょ!”・・・・仕事のこと、プライベートなこと・・様々な諸問題を抱え込んでの遠征山スキーに少し引け目を感じていたのは確かだ。

いっそのこと今シーズンの山スキーを封印してしまおうか。今シーズンはもう雪は降らないでこのままシーズンが終了してくれた方がいい、そんな心境でもある。

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