薙刀山~野伏ヶ岳:普通のルート・・・だけど今日は変化に富んで楽しかった!! [山スキー]
【山名】薙刀山1647m、野伏ヶ岳1674m
【山域】岐阜県 白山南部 石徹白
【コース】白山中居神社~和田山牧場~林道終点~野伏・薙刀鞍部~稜線通し~薙刀山~薙刀山北東斜面滑走・登り返し~山頂滑走~薙刀平トラバース~野伏ヶ岳北面登高~野伏山頂~南東斜面~正面ルンゼ~北東尾根~北北東尾根(トラバース)~林道~和田山牧場~林道~駐車地点
【山行実施日】2009年02月11日(水曜日)
【メンバー】操 潤 単独
【装備】BDハボック173cm、ディアミール、ガルモント、ビバーク標準装備
【天気】曇り~雪~真っ白
【行動時間】7時間27分
【累積標高差】約1520m(SUNNTO計測)
【水平移動距離】約19km(GPS計測)
【私的お勧め度】滑走快楽度★:景観★★、登高難度:★★
【山行(参考)コースタイム】
06:15 石徹白川駐車地発
07:20和田山牧場南端
09:16野伏~薙刀鞍部稜線
09:50薙刀山山頂
10:12北面滑走登り返し山頂
11:00薙刀山頂発
11:15推高谷源頭~野伏に登り返し
12:15野伏山頂
12:21山頂発~南東斜面~正面ルンゼ~北東尾根~北北東尾根(トラバース)
13:30和田山牧場南端
14:00 駐車地着
山行徒然にっき!
前日まで水曜日が休みであることを知らなかった。夕方明日休みですよ!と職員さんに言われて初めて気がついた。天気予報は午後から雨。山岳は雪だろう。性懲りもなく近場へ出撃。夕方に帰宅したいのでまたまた、奥美濃・石徹白エリアへ・・・前回逃した薙刀山をメインターゲット。もし、時間と天気が許せばよも太郎山~さらには願教寺山を狙えないかな??(無理に決まってますが・・・出発時間が遅すぎ)とりあえず天気と相談で出発。林道から和田山牧場へ、1時間ちょっと。天気はなんとか持っているが白山方面からどんどん雲が流れてきた。さっきまで見えていた別山も瞬く間に雲に消えてしまった。急いで行こう!推高谷をどこで横断するか??迷っているうちに、結局先週と同じルートで稜線まで乗り上げてしまった。途中でキジ打ちしポッケッタブルトイレに便を回収し、どうせこのルートに戻ってくるだろからと木の枝にデポし後で回収するためにGPSでマーキングした。ここからは、今日の雪はガリガリクラストのためクトーで行く。本来は薙刀平へ乗り上げる斜面はもっと手前だろうがクラスト斜面は急すぎてきっと登れないだろうから結果的には鞍部突き上げでよかったかも・・・
少しアップダウンのある稜線をスリップしないように慎重に行く。雪庇はかなり大きいが安定しており落ちることはないと信じて進む。頂上直下10mの斜面がガリガリ雪壁は、スキーは担ぎでアイゼンとなった。ほんの10mなのに・・・アイゼンで山頂を踏んで、シールをはがし、折角だから北東面へ滑り込んでみる。標高差で100m位・・・ここもガリガリで全く面白くないので、止めてアイゼンで登り返す。山頂でスキーをはき南東面に隠れるヒドゥンクレバスに注意しながら、雪庇の下をかすめて登り返すことなく稜線に再度乗り上げる。推高谷源頭に復帰。ここからシールで野伏に向けて登り返し。クラストでかなり怖いが、何とか山頂までスキーで登り上げたが、途中で風雪となり視界10m以下。先週に続き、またかよ~~正面ルンゼを降りる予定だが視界が無く降り口がわからない・・・過去の感で雪庇の上から飛んでみたら・・・崖だった・・・ありゃ~地図とGPSで確認・・・正面ルンゼじゃなくてダイレクト尾根より、南の南東斜面だった・・・山頂直下はガレだったよな~~なんとかガレを滑りダイレクト尾根と思われる場所を横切り。正面ルンゼに出る(出たと思う・・全く視界が無いため不明)・・・急斜面を少し滑走したところで
“あっ~~~デポした便ぶくろ忘れたよ~~”
こりゃ山ヤの意地にかけて回収に向かわないければ!! せっかく正面ルンゼ全部滑ってやろうと思ったのに・・・標高1400m付近から、ひたすらトラバースを続けて山を半周するくらい南東から北北東へ回り込む。1270mにGPSでマーキングしてあるのでなんとか高度を下げすぎないようにトラバッてゆく。一回だけ急斜面を切って雪崩を誘発してしまったが下には誰もいなかったのでほっと一安心。ピンポイントで合流できた!!これはすごいよ!!と我ながら感心。便ぶくろを回収し、あとは先週と同じコースで帰還する。雪はどんどんひどくなり前が見えない状態・・・・さっさと下ってきて正解でした。あとは和田山牧場~林道~駐車地へ速攻で帰還。14:30に出発し、今日は温泉も入らず、高速渋滞もまったくなく一気に帰宅16:30でした。
あわゆくば・・・
よも太郎山~願教寺山まで欲張ったろうかな!と思っていましたが、さすがに遠く深夜山行じゃないと無理。しかし、今後の偵察としてはまずまずの成果でした。
今日はぐるっと山を周回して便ぶくろ回収はジャストポイントでできたのですっごく満足な山行でした?!
全行程図・・・・先週の行程も含まれていますので煩雑になってしまった。
野伏山頂直下迷いルートからトラバースで便袋回収…地図上マークがデポポイント
全行程は標高差1500mちょっと
朝一番の野伏
何とか晴れていた朝の別山方面
一気に飛んで稜線雪庇と野伏を見る
薙刀への稜線・・・アップダウンあり、クラスト斜面なのでスリップ注意
アイゼンを要した薙刀山頂直下クラスト雪壁
クレバス注意1
薙刀山頂にて(北東面からの登り返し後)
薙刀山頂から日岸山~よも太郎山方面を見る・・・ここ薙刀山山頂部から滑走
クレバス帯2
稜線直下雪屁の下を滑る
野伏山頂は視界なし
正面ルンゼ??よくわかりません・・・(実は南東斜面でした・・・崖の上滑ちゃったよ・・・)
発見!!見事デポの便袋回収!!バンザーイッ
和田山牧場も視界なし・・・・
おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【山域】岐阜県 白山南部 石徹白
【コース】白山中居神社~和田山牧場~林道終点~野伏・薙刀鞍部~稜線通し~薙刀山~薙刀山北東斜面滑走・登り返し~山頂滑走~薙刀平トラバース~野伏ヶ岳北面登高~野伏山頂~南東斜面~正面ルンゼ~北東尾根~北北東尾根(トラバース)~林道~和田山牧場~林道~駐車地点
【山行実施日】2009年02月11日(水曜日)
【メンバー】操 潤 単独
【装備】BDハボック173cm、ディアミール、ガルモント、ビバーク標準装備
【天気】曇り~雪~真っ白
【行動時間】7時間27分
【累積標高差】約1520m(SUNNTO計測)
【水平移動距離】約19km(GPS計測)
【私的お勧め度】滑走快楽度★:景観★★、登高難度:★★
【山行(参考)コースタイム】
06:15 石徹白川駐車地発
07:20和田山牧場南端
09:16野伏~薙刀鞍部稜線
09:50薙刀山山頂
10:12北面滑走登り返し山頂
11:00薙刀山頂発
11:15推高谷源頭~野伏に登り返し
12:15野伏山頂
12:21山頂発~南東斜面~正面ルンゼ~北東尾根~北北東尾根(トラバース)
13:30和田山牧場南端
14:00 駐車地着
山行徒然にっき!
前日まで水曜日が休みであることを知らなかった。夕方明日休みですよ!と職員さんに言われて初めて気がついた。天気予報は午後から雨。山岳は雪だろう。性懲りもなく近場へ出撃。夕方に帰宅したいのでまたまた、奥美濃・石徹白エリアへ・・・前回逃した薙刀山をメインターゲット。もし、時間と天気が許せばよも太郎山~さらには願教寺山を狙えないかな??(無理に決まってますが・・・出発時間が遅すぎ)とりあえず天気と相談で出発。林道から和田山牧場へ、1時間ちょっと。天気はなんとか持っているが白山方面からどんどん雲が流れてきた。さっきまで見えていた別山も瞬く間に雲に消えてしまった。急いで行こう!推高谷をどこで横断するか??迷っているうちに、結局先週と同じルートで稜線まで乗り上げてしまった。途中でキジ打ちしポッケッタブルトイレに便を回収し、どうせこのルートに戻ってくるだろからと木の枝にデポし後で回収するためにGPSでマーキングした。ここからは、今日の雪はガリガリクラストのためクトーで行く。本来は薙刀平へ乗り上げる斜面はもっと手前だろうがクラスト斜面は急すぎてきっと登れないだろうから結果的には鞍部突き上げでよかったかも・・・
少しアップダウンのある稜線をスリップしないように慎重に行く。雪庇はかなり大きいが安定しており落ちることはないと信じて進む。頂上直下10mの斜面がガリガリ雪壁は、スキーは担ぎでアイゼンとなった。ほんの10mなのに・・・アイゼンで山頂を踏んで、シールをはがし、折角だから北東面へ滑り込んでみる。標高差で100m位・・・ここもガリガリで全く面白くないので、止めてアイゼンで登り返す。山頂でスキーをはき南東面に隠れるヒドゥンクレバスに注意しながら、雪庇の下をかすめて登り返すことなく稜線に再度乗り上げる。推高谷源頭に復帰。ここからシールで野伏に向けて登り返し。クラストでかなり怖いが、何とか山頂までスキーで登り上げたが、途中で風雪となり視界10m以下。先週に続き、またかよ~~正面ルンゼを降りる予定だが視界が無く降り口がわからない・・・過去の感で雪庇の上から飛んでみたら・・・崖だった・・・ありゃ~地図とGPSで確認・・・正面ルンゼじゃなくてダイレクト尾根より、南の南東斜面だった・・・山頂直下はガレだったよな~~なんとかガレを滑りダイレクト尾根と思われる場所を横切り。正面ルンゼに出る(出たと思う・・全く視界が無いため不明)・・・急斜面を少し滑走したところで
“あっ~~~デポした便ぶくろ忘れたよ~~”
こりゃ山ヤの意地にかけて回収に向かわないければ!! せっかく正面ルンゼ全部滑ってやろうと思ったのに・・・標高1400m付近から、ひたすらトラバースを続けて山を半周するくらい南東から北北東へ回り込む。1270mにGPSでマーキングしてあるのでなんとか高度を下げすぎないようにトラバッてゆく。一回だけ急斜面を切って雪崩を誘発してしまったが下には誰もいなかったのでほっと一安心。ピンポイントで合流できた!!これはすごいよ!!と我ながら感心。便ぶくろを回収し、あとは先週と同じコースで帰還する。雪はどんどんひどくなり前が見えない状態・・・・さっさと下ってきて正解でした。あとは和田山牧場~林道~駐車地へ速攻で帰還。14:30に出発し、今日は温泉も入らず、高速渋滞もまったくなく一気に帰宅16:30でした。
あわゆくば・・・
よも太郎山~願教寺山まで欲張ったろうかな!と思っていましたが、さすがに遠く深夜山行じゃないと無理。しかし、今後の偵察としてはまずまずの成果でした。
今日はぐるっと山を周回して便ぶくろ回収はジャストポイントでできたのですっごく満足な山行でした?!
全行程図・・・・先週の行程も含まれていますので煩雑になってしまった。
野伏山頂直下迷いルートからトラバースで便袋回収…地図上マークがデポポイント
全行程は標高差1500mちょっと
朝一番の野伏
何とか晴れていた朝の別山方面
一気に飛んで稜線雪庇と野伏を見る
薙刀への稜線・・・アップダウンあり、クラスト斜面なのでスリップ注意
アイゼンを要した薙刀山頂直下クラスト雪壁
クレバス注意1
薙刀山頂にて(北東面からの登り返し後)
薙刀山頂から日岸山~よも太郎山方面を見る・・・ここ薙刀山山頂部から滑走
クレバス帯2
稜線直下雪屁の下を滑る
野伏山頂は視界なし
正面ルンゼ??よくわかりません・・・(実は南東斜面でした・・・崖の上滑ちゃったよ・・・)
発見!!見事デポの便袋回収!!バンザーイッ
和田山牧場も視界なし・・・・
おわり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・