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山スキーの達人を目指せ・・・道具改良編 [山スキー]

最近、山スキーの小道具としてあるものを使ってみた。

この厳冬の時期でアップダウンの多いシール脱着頻回コースではシール凍結で接着力低下が起こり進退きわまることもある。[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]そこで一般にはテーピングやガムテープを補強材料として持っていくことが多いがこれすら低温下では、剥がれてしまう。そこで、最近、山屋さんで売っている、切り売りのバンジーコードを購入し適当に50cmくらいに切ってループにしておき4本くらい携帯している。このバンジーはザックにコードなどにも使っている直径3-5mmくらいの丈夫なもので少しくらいの外力や低温でも簡単には切れない。
3mm・・・ちょっと細すぎて伸びすぎ
4mm・・・ジャストサイズテンションもちょうどいいかな
5mm・・・やや太くテンション強すぎか
つまり剥がれたシールを板ごと巻きつけてしまえという作戦である。さらに巻き方を亀の子気味にしておけばタイヤチェーン効果[ー(長音記号1)]で滑り止めにもなる(はず)というわけで実際四ツ岳で同行者がシールトラブルになった時に実行したら結構いけましたので今後の標準装備にしようと思う。特に最近のブラックダイアモンドは接着力が今一つ悪い。残雪期の高温時は良いが、厳冬期では粘着面が硬くなりやすい。30分くらいの使用ではエッジで切れることはなかった。もちろん根本的なシール糊の塗り足しとか接着面の掃除は必要ですが・・・その他にはこのバンジーコードスキーを結束するバンドにもなるし、カラビナを通してザックに巻きつければザックにジャケットを巻きつけるドローコードにもなる。
その他、お試しとしては自転車のチューブゴムはかなり丈夫だろう。エッジでこすれてもキット切れない。…ただしややかさばるけどね・・・・

簡易タイプとしては輪ゴムのオーバンドの最大の太さのもの(幅2cm ワッカの直径15cmくらいの強力なものを水筒など今いておき水筒の滑りどめ防止にも良いし、シールバンドとしても利用できます)を購入してあるが生ゴムゆえ低温化での長時間の使用は厳しいが簡単に取りかえれるし安い。エッジで切れやすそうなのが難点。

あとは最悪剥がれてどうにもならない時のために、100円ライター簡易バーナーを使って、シール粘着面を温めることがある。100均やホームセンターで100円~300円で売っているので安価なため、持っているのだが、…大問題は、どうも氷点下10度くらいになるとバーナー先が結露して炎が立たない場合があるので頼り切るのはやめた方がいいかも[どんっ(衝撃)]のでご注意を・・・・

最後に・・・・・・・・・・・
カリスマ山スキーヤーYASUHIRO先生や深沢名人に聞いた、とっておきの方法[ひらめき]を行った。ブラックダイアモンドシールのセンターについている接着防止用のシールテープをめくってしまえ・・・・とのアドバイス。さらにトップリングのシールの折り返し部分を最小限まで切りつめて外れないように大きめのホッチキスで止めてく。・・・・の2点。
つまり接着面をより大きく雪の入る隙間をなくしてしまうのが目的で、これが結構接着力アップにつながる。特に細板では効果てきめん。私は、ほぼすべてのシールはテールフックを切り取り、貼り流しにしているので接着力の低下は最大の関心事である。(あのフックはファット系のシールでは相当かさばるのである)少しでもコンパクトパッキングするにはフック部分だけでも、かなり邪魔であるから・・・)

こういったちまちま工夫を日々考えていたりする懲りないおじさんなのでした・・・・・

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