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立派な?テレマーカーを目指せ  奥美濃 大日岳 叺谷 と高鷲スノーパークテレマークトレーニング・・・ [山スキー]

さてさてやってきました。一番仕事がライトな火曜日・・・速攻で午前中に一番近場のスキー場経由で山岳スキー・ではなく、今回は・・バックカントリーってやつを実践しましょう。

今回は久々に極秘練習中のテレマークスキーを持ち出そう!!

【山名】大日岳(大日ヶ岳)1780.9 m 
【山域】岐阜県 奥美濃 
【コース】高鷲スノーパークトップ~大日岳山頂~稜線上1700mから叺谷に滑走~1400m地点まで滑り込み~山頂登り返し~山頂最高点から叺谷再滑走1550m地点~前大日登り返し~スキー場へ・…この後はテレマーク(以下TM)練習と最後はカービングスキーでストレス発散!!
【山行実施日】2009年02月17日(火曜日)
【メンバー】操  潤 単独
【装備】TRAB Sintesi 170cm、Targa Ascent、ガルモント、ビバーク標準装備
【天気】晴れ
【行動時間】5時間36分
【累積標高差】約3466m(SUNNTO計測)
【水平移動距離】約33km(GPS計測)
【私的お勧め度】滑走快楽度★☆:景観★★☆、登高難度:☆
【山行(参考)コースタイム】
08:00 高鷲スノーパーク駐車場発
08:20ゲレンデトップ
09:00大日岳山頂1781m
09:15滑走開始
09:27叺谷1400m地点
10:10稜線上
10:40山頂
10:50滑走開始
11:00叺谷1550m地点
11:05前大日登り返し開始
11:28前大日
11:40ゲレンデトップ
以後~14:00までTMトレーニング[スキー]+かっとびカービングスキー[遊園地]
16:15職場復帰

前日から寒気が流れ込みここ奥美濃にも新雪[雪]がもたらされた。まっさらにパックされた峰々に心踊らされながらゴンドラに乗ってしまった・・・・お許しください山岳スキーヤーの皆様[あせあせ(飛び散る汗)]・・・

今日は、ごちゃごちゃ考えずに、まずはゲレンデトップ1600mから残り100mくらいのわずかな登りで山頂へ・・・TRABの板は今となっては細板というカテゴリーで軽すぎ・柔らかすぎで極めて頼りないが、ヨーロッパではスピードレースでも使われているのだから立派な板なのです。・・・これが私の山スキーの最初の板なのです。まずはシューでハイクアップしている若者ボーダーを尻目にさくっとパスして山頂一番乗り。

余談:このグループのリーダーらしき人がメンバーに“この山はおじいさん、おばあさんがいっぱい登るんだよ~”と説明していたような・・・・(じゃあそのおじいさん?まだ、おっちゃんですが・・・おっちゃんパワーを見せてあげましょう!!)一気にパワーラッセルで山頂まで行っちゃうよ~~

それ以降はしばらくだれも追いついてこなかったのでチャンスとばかり、まずは様子見で稜線を50m下降して雪庇の切れた稜線から叺谷へGO! 4回目のテレマークでしかも全く1年ぶりのため滑るどころではない!! こりゃ~さっきのボーダーに見られるとかっこ悪いぜ!! とりあえずボーゲンポジションから何とかTM姿勢を保とうとするも強烈に不安定! 幸い雪はパフパフ新雪ノートラック[NEW]で極めて滑りやすい。ド下手なTMでもなんとか1回の転倒で免れた。

さて1400m付近で沢が出始め天候もやや不安定そうなので、そそくさと登り返す。細板ラッセルは結構きつい。でも登り大好き人間なので、急斜面を気合で登り、再度、夏道稜線を山頂に向けて登る。途中で、今滑った下手くそシュプールを見ながら山頂へ・・・頂上直下には若者らしいボーダーグループが数名とつぼ足2名くらいか・・・ボーダーはどうもどこから滑っていいものか模索中?行ったり来たりうろうろ、滑ろうという動きが無い。

最初にパスした3名グループが谷へ向かって100m滑り込んでそそくさと止めてしまっている・・・もったいないな~~こんな絶好の雪なのに。もっと下まで滑り込めよ若いんだから!! と、BCスキー屋のおっちゃんはここぞとばかり思ってしまうのでした。

さて、今度は山頂最高点から叺谷のいちばん目立つ所を行ってしまいましょう。クラスト面に30cmの新雪・・・雪崩はかなり心配だが一気に行こう。転倒は危険・・・転倒しませんように・・えいやっ!!とまた下手くそTMで滑走・・・なんとか後傾姿勢になりながらも、コケずに1500mまで滑走し登り返す。さっきのボーダーグループ3名はシューに履き替えていた。こんにちは~~と気持ちの良い挨拶をもらう。その横をパスし、結局おっちゃんの後をついてきた。最後の急斜面は凍っていたので担ぎつぼ足とした。さてあとはスキー場に向かって滑走。

後半はTMゲレンデトレーニング。

今日の課題はターンではなくTMポジション安定した状態でまっすぐ滑る練習。利き足前は比較的安定するが、利き足後ろは全く不安定でコケまくり!! しかも望んでもいないのに急激にターンしてしまってくるっと転倒である。しかも、背中にいつもの荷物を担いだままなので、後傾[ふらふら]に輪がかかる・・・きついな~~3000mのコースを3本滑り疲れ果ててストレスがたまる。・・・


くっそ~~最後は気持よく終わりたいよ~~~そうだ!!カービング板に変えてこようと車に戻り、靴もガルモントアドレナリン+サロモン162cmX-Wingに変更。もう一度ゴンドラに戻り山頂へ・・・

あれ山頂で何か変?? ストック車の後ろに置き忘れた~~!! [がく~(落胆した顔)]

しょーがないや・・・もう一度車に戻るか…アルペンならストックレスでも何とかなるだろう。TMと打って変わってかっとび中年暴走族と化しボーダーをごぼう抜きにする。もう一度車まで戻って無事車の外に置き忘れたストックを回収し再度ゴンドラで山頂へ・・・もう後は完全暴走族と化し、一日のストレス[どんっ(衝撃)]を発散するのでした。
帰りは温泉(高鷲:湯の平温泉http://kankou.takasu.or.jp/onsen/yunohira/yunohira.htm[いい気分(温泉)]にも立ち寄り、渋滞も無く、夕方職場復帰[手(チョキ)]で残務整理にいそしむ懲りないおじさんなのでした。

TMの印象・・・・TMでアルペン(AL)と同じルートを滑るということは相当な脚力とバランス力が必要。ALで厳しいルートができてもTMではきっと子猫ちゃん状態で手も足もでずすくんでしまうでしょう・・・TMでルンゼ滑降する方は、いわゆるスキーの基本が完璧な超エキスパート[パンチ]な方なのでしょう・・・・

私はあらためてTMスキーヤーの皆様を尊敬いたします・・・・

TM上達の極意・・・・AL板はすべて捨ててTM板だけにすることでしょうか[ひらめき]!!語学訓練でアメリカ留学に行って、日本人グループと行動しないのと同じ原理?! 私は最後にALをもちこんでしまったのできっと上達は見込めないと感じております[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]

私がテレマーカーになれる日は来るのでしょうか・・・・・・・・・・

あんちょこBCの軌跡・・・・
20090217大日.jpg
















登ったり降りたり・・・さすがはゴンドラ利用!!
2009217大日標高.jpg















まずはTMで山頂へ・・・
TM-63.jpg















そそくさっとシュプール
まずは一本65.jpg














山頂はノートラック…まずは一本・・・そして二本目に向けて登る
山頂シュプール73.jpg















叺谷全貌
叺谷全貌80.jpg












2月17日火曜日の奥美濃:大日岳は新雪・ノートラックで優雅な日でした
大日全貌57.jpg















ゲレンデカービング滑走画像をどうぞ




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