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登りも下りも攻撃的スキーで行こう。三方岩岳1736m [山スキー]

【山名】三方岩岳 1736m
【山域】岐阜県 白川郷エリア
【コース】馬狩地区除雪終了点~馬狩料金所~白谷中間尾根(右左股の間の急尾根)~稜線ジャンクションピーク~三方岩岳最高点1736m~北面~トラバース~北東面沢斜面~登り返し~1471mポイント~尾根滑降~駐車地
【山行実施日】2009年03月01日(日)
【メンバー】星谷氏・小林氏・西田氏・操(4名)
【装備】星谷・小林:サロモンポケロケ、ディアミール
西田:TRAB、ディアミール、ガルモント
操:サロモンX-Wing、ディアミール、ガルモント
【天気】快晴
【行動時間】5時間58分
【累積標高差】約1250m(SUNNTO計測)
【水平移動距離】約11km(GPS計測)
【私的お勧め度】滑走快楽度★★☆:景観★★☆、登高難度:★★
【山行(参考)コースタイム】
06:45 駐車地発
07:00 馬狩料金所 
07:35 中間尾根取り付き
09:37 稜線1700mジャンクションピーク
10:24 1736m三方岩岳最高点
11:00 滑走開始
11:15 北面沢滑走1499mまで
11:34 1499mから1600m登り返し
     尾根滑走
12:15 駐車地 



懲りないおじんさんこと私は先回、悪天敗退した、岐阜県白川郷 三方岩岳へ再びリベンジに向かうことになった・・・意外に執念深いぞ俺って・・・・今回は最強の見方:飛騨古川のスーパー山スキーヤーこと☆さん、三重県津市のローディー:西田君、そして今回初顔合わせの空自Fighter パイロット[飛行機]パイロット(ホンマもんのパイロット!!)小林さんと僕の4人。小林さんは北海道の冬山[雪]で鍛えられ・さらには元シーハイルで北アを食い荒らした猛者[スキー]・・・なのです。ヘタレ山スキーヤーの僕はちょっとビビりながらの参加なのです。

さて初顔合わせなのに早速、寝坊で30分の遅刻の幕開け。恒例の白川郷は馬狩からスタート。今回はちょっとスパイスを利かすためセミバリエーションの中間尾根を登路に選ぶ。野谷荘司山と三方岩岳への白谷右・左俣のちょうど真ん中の中間尾根である。見上げると結構な急登[右斜め上]で樹林が少なくかなり露出が多い[がく~(落胆した顔)]・・・さあ無事に登れるのでしょうか。
[あせあせ(飛び散る汗)]
林道を進み、途中で谷方向へ進みちょうどまん前に聳える尾根をとりつく。いきなりの急登。しかも陽が直撃で、朝から結構暑い。日向は雪が緩み、日蔭は硬く臨機応変にキックで登る。先頭小林氏・・・ほぼ直登でガンガン行く!!ううっ~~~さすがは現役空自!只者ではない・・・珍しく☆さんも暑さでジャケットを脱ぐ(この直登ペースじゃあさすがに大汗かくよ!!)すごいペースで登り上げる。しかもほとんど休みなし・・・[あせあせ(飛び散る汗)]みんな頑張ってついてゆく。もっとジグ切ってよ~~~と心の中で叫ぶ僕・・・・・・・・・。[もうやだ~(悲しい顔)]
上部は左右は急な谷地形で絶対滑落は許されない。細針の注意で進む。途中で団子雪を払おうとスキーを脱いだ☆さんがクトーを谷に落としてしまった。(僕は先頭で離れていてこのことは後で知った。)☆さんは谷へつぼ足でクトーを探しに行った。3名は少しペースを落としながら、尚も登り上げる。途中で何度もアイゼンにしようかと悩んだが他の人は一向にアイゼンを履こうとしない・・・流石ツワモノたち。[どんっ(衝撃)]一人ならとっくにアイゼンピッケルの世界だ。

結局ジャンクションピークまでスキーで登り上げてしまった。☆さんも無事クトーを回収し、すごい勢いで追いついてきた・・・何なんだこの人!! 疲れを知らない人たち大集合だ!

稜線は思ったよりもアップダウンが強く、三方岩岳までは50mのアップダウンを2か所こなし、山頂へようやく到着。天気は最高。白山・飛騨の山々、加越国境の山々、豪快な景色が広がる。頑張ってここへ来てよかった。ようやく・・3回目にして三方岩岳に到達した。


強力なメンバーたちに感謝!! 一人だったらあの中間尾根は厳しかったかもしれない。

山頂で小休止していると、HPでお世話になっている滋賀県からの山スキー夫妻の方に山頂で偶然にも出会うことができ感激でありました。  http://chataro.yu-yake.com/

さて一足先に滑走だ。北面からトラバースしてノーマル尾根に向けて滑りだす。少し硬い斜面に浅い新雪がパックされめっぽう気持ちがよい斜面。☆さんは華麗に! 小林さんは豪快な競技系スキーでカッ飛ばす。流石は空自だ!! ヘタレな僕とは全然違う。膝を入れた攻撃的ターンで北のミグ21を迎撃だ!! 本日より[飛行機]TOPGUN KOBA[飛行機]と呼ばせてもらいます[飛行機]。☆さんもベタ誉めな技術。


さあ、気持ちの良い尾根滑走を思い思いに楽しみ(僕は一回大コケしました~~)標高1200-800mは腐れ雪となり苦労しながら滑走。☆さんはあまり苦労していないところがカッコいい。さすがスーパー山スキーヤーだ。


この後はあっさり駐車地点に戻り無事山行を終えた。みんなツワモノとはいえ、とりあえずは怪我もなく終われ、ほっとひと安心です。この後は白川郷の湯につかって、高速をカッ飛ばして4時前には職場着!!最高の3月1日の春スキー?!でした。(もう白川郷周辺も雪はかなり減ってきています。新雪が無ければ、旬は3月中旬まででしょう)
皆様お疲れ様でした…といっても下山後も余裕しゃきしゃきで、みんな疲れた顔をしていないところがすごい・・・・また一緒に行きましょうね!!



まずはお楽しみ?の動画を見てやってください。アナウンスのF-1は大きな間違いで全てF-15に置き換えてください
ちなみにプライバシーの侵害・国家機密事項に抵触すれば直ちに削除しますのでメールしてね・・・・



今回は中間尾根を登路に選んだ

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意外に遠かった三方岩岳
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登路の中間尾根・・・正面右の疎林尾根

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白谷をつめて中間尾根に取りつく

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ガンガン登ろう。正面にジャンクションピーク

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☆さんがクトー回収後ガンガン追いついた

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雪庇の向こうに三方岩岳山頂

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左手には野谷荘司山への尾根が延びる

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稜線から白谷へ飛び込むこともできるが今日は下部がデブリだろう・・・

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山頂までは雪庇尾根をアップダウン・・・・

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白山をバックに西田君ゴール

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白山が白く輝く最高の天気

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山頂で滋賀県からの”ご夫婦で山スキー”(HP:ちゃたろうのMountain Hut)のちゃたろうさんと記念写真

http://chataro.yu-yake.com/


2009.03.01ちゃとろうさん.jpg





















三方岩岳は遠くなりにけり

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