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山スキー=山リスキー・・・・にしてしまっている傾向があるのかな・・・ [山スキー]

最近、岐阜県白川村平瀬:御母衣ダム湖畔にある日照岳【ひでりだけ:1751m】http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF8&ll=36.110004,136.907244&spn=0.031966,0.052614&t=p&z=14
で単独行の山スキー遭難があった。ごく近所の方で、時々ブログを拝見していたりした管理人さんだった・・・。やはり山スキーでの単独行は危険性が高いとは重々承知だが、あらためて身につまされる思いになる。一週間が経ち発見されないまま・・・。
せめて早くご遺体が見つかることを祈るばかり。
白山山麓の一角、この日照岳は山スキーのパウダースポットとして岐阜県内では人気があるが
わたし自身は2回ほど行っただけだが、あまり好きな場所ではない。藪~ブナ林帯の急傾斜の登りは降雪時にはよいが、下りは樹林間隔は狭く、尾根も谷も急であり、さらに地形図以上に支尾根が細かく派生しており、ポイントで、尾根を間違えると復帰するのに支尾根をトラバースでいくつか超えてこなければならない。傾斜が急なため、今の季節は、ブロック崩壊が起きたりツリーホールがあったりで、なかなか厄介である。間違って下まで降りてしまってもほとんどの場合、国道に向かって降りるので最後は歩き通せば何とか人気のある場所に出るのでよいのですが・・・。北方向に間違って【意図的に?】降りてしまうと、さらに傾斜の厳しい場面に出くわし難儀するだろう。間違い得やすい尾根分岐を滑りやすい傾斜に沿って入ってしまうとトンネル上部方向へ行ってしまう。また、山頂直下で雪庇を乗り越えて右手;保谷側に落ちれば雪に埋没してしまう。ヘリでも見つけにくい樹林の山なので場所から考えると雪崩や滑落というよりは、トラブル/怪我・・・行動不能・・・といった感じが多いのかもしれない。
この日照岳・・・私は山スキーの場所としては候補から外すことが多いが・・・・・・・・・・・・・・

今一度個人装備の再確認をしておこう・・・
レスキューキット・ツエルト・発煙筒・無線・体力・気力、そして(本来は)やはり同じ志の仲間・・・単独が基本になっちゃてるからな・・・


写真は継子岳山頂からの滑走ラインです・・・・出だしは岩混じりで軽い氷化斜面ですが、落ちだすと40度のモナカでした。かなり大きく回り込んで滑っていましたので、よほどスリップダウンしない限り滑落の危険性は感じませんでしたが、雪が重くターンのきっかけがつかめずよっこらしょっと~といった感じで回っていました。同じ高度のでも、ほんの数メートル先でも日陰・日向・斜度・幅で常に雪質が変わるのが山スキーの醍醐味のような気がしました。ゲレンデではそこまで雪質がころころ変化するなんて事はないですからね。
090308_144734継子岳_55.jpg

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