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zeroからのスタート [日常]

三角巾を少しずつ緩めて肩の可動域を少し広げている。先週よりはかなり楽に腕が動くようになった。ただし、切開創の付近のひきつれ感がかなりはっきりしてきた。手術というものはもとの完全な体に戻すのではなく、少しでも元の状態に近づけるもの・・・ということは医療者側の僕は誰よりもよく知っている。少なからず世の中の人の大部分がそう思ってくれていればばかばかしい??医療訴訟なんては起こらない。僕だって今回の手術でお尻が痺れていることを訴えることだって簡単にできるわだ。でも、生身の体はいつかは朽ち、果ててゆくもの・・・それが何らかの外力によって少し早まっただけと考えるしかないのが生命である。早死にするものもあれば、絶対に死なない強靭な体の人もいる。そういえばつい最近、兼ねてから外来受診している人を血液採血するときに、看護師さんがどうも、正中神経の近くで穿刺したらしく激痛が走って、その後も痛むという・・・神経痛故しばらくは痛みは続くと思うが・・・と説明した、しかし、やたら痛い痛いを繰り返すので念のために鎮痛剤を処方した。患者さんはこの処方はそっちの責任で痛くなったんだから払わない・・という。まあその気持ちもわからないでもないが、世の中の風潮からはやはりおかねは請求できないケースと判断し、そうですね・・・と院内在庫から処方しておいた・・・医療ってのは本当にややこしい商売。医療に限らず世の中の多くの現場で、訴えて、どなったもん勝ちの人間が多くなっておりそれを正義かの如くそのガキにも威風堂々と見せているので、さらにたちの悪い・・おっと言いすぎ・・・人々様方が増殖している。車からのポイ捨てなんて明らかに親の教育がブザマだからだけどさ・・・ガキは同じように車からカンカン平気で投げるはずだわさ・・・・

さて話が多いに逸れて、とにかく、腕の痛みはそれなりに続いており、筋肉がどこかで癒着した感じでコリコリ引っ張られて痛いのだ・・・でもこの痛みは自分が今生きている証ともいながら付き合ってゆく覚悟もある。しかし、リハビリは大いに遅れてゆきそうな感じで、僕の決心としては今年は山にはきっと登らない・・・(というか登る気力がない!?)かもしれない。そのかわり、決意したフルマラソンは意地でも這ってでも。歩いてでも・・・時間ギレ敗退じゃない限りは、走るつもりだ。体づくりもまたzeroからのスタート。。。ジムもしばらくは無理だから勿体無いけど幽霊部員になっておこう。今こうやってPCのキーボードをたたくことすら億劫で、更新は怠りがちだ。気持ちがリセットされるまでは山はおろか大好きな山スキーも封印する可能性もある。何せ、右肩の傷口がおそらくちょうどザックのストラップが当たる場所でとてもザックなんか担ごうとも思えない。状況によってはこのまま山登りという行為をやめてしまう可能性も高い。その時自分はどうやって自分を納得させるのか?。(その他、理由としてはそれだけではなく・・・・新しい事業をおっぱじめるためにも、危険性のある行動は慎まないといけないこともあるので・・・そうじゃないと銀行さんは融資をしてくれなさそう・・・また山ですか~~とか言われてしまうと貸し渋りの目にあうこともあるので・・)

人生にはこういう行き詰った場面は多々あるものだ・・・まあ、そのうち復活できるかなと構えずのんきに・・・行きたいとは思っているのですが・・・・


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