山スキー道具の今後は?? [山スキー]
さて、寒くなるとやはり心の中に山スキー大好き人間の血が騒ぎ出す今日この頃。山スキー道具はとにかく希少・高価でありワンセットそろえてしまうと、それなりの高額商品だ。。。
今まで僕の場合は名古屋にあったIBS石井スポーツにすべてを任せており、道具のテクニカルアドバイザーをしてもらっていた。その石井スポーツは残念ながら9月末を持って完全閉店となってしまい正直僕は、今後の山スキーマテリアルの調達をどうしようかと悩んでいるのである。。。石井スポーツ店長〇〇さんにお願いすればたいていの無理は聞いて貰えたので僕にっては本当に頼りになる店であった。さて今後の店選びは・・・やはり信頼と品揃えと技術的にも恐らく高いレベルだろうと思われる、松本市のブンリンさんにしようと思っている。ここは言わずと知れた山スキー専門店であり、早速メールで各種問い合わせたところ数々の嬉しい答えが返ってきた。まずは一番故障が激しいブーツである。兼用靴は雪だけでなく雪壁、ガレ場もガンガン蹴り込んで歩くため、とにかくつま先、かかとがぼろぼろになる。
一番のお気に入りメーカーは毎年商品ラインナップが変わり定番品が少ないのが問題のためやはりものはあるうちのゲットすべしと昨年モデルをメールにて注文した。いつか松本まで取りに行かなくちゃならないのがきついが遠征がてら是非店を覗いてみたい・・・・新型のスキー板まで買うかどうかはまだ決まっていないが、これからモチベーションがどんどん急上昇すれば!?きっとまた買ってしまうのかな・・・それぐらいモチが上がればいいんだけれど、どうなることか?
今年は手術の影響もあって、体力的にもかなり下降しておりスキーができるのかどうかさえ定かではないが、物がなければ始まらない・・・をいいことにまずはブーツゲットである。。。
先人たちに想う [日常]
先週の長野遠征で岐路に立ちよった大町山岳博物館はなかなか興味深い場所であった。
まずは昨今の温暖化に伴う山岳気象・動植物生態学的な研究に関してが北アルプス・中央アルプス・南アルプス・白山・・・その他山域別に研究されポスター掲示されていた。とにかく1980年ごろから急激に山岳環境が変化し、ここ10年間は平地にも目に見える環境変化となって我々の生活を脅かしつつあるようだ。遠路車を飛ばし化石燃料を大量消費し、山中ではキジ打ちし(すみませ~~ん今回常備の便袋忘れてしまいました・・・・)好き勝手に登って、自然を愛していることを吹聴しても結局は人間の山岳への侵入は必ず負の刺激を与えているにすぎないことを改めて感じてしまった。せめてもの、自分の排泄物は持って帰る・・・下山時にゴミをひとつは拾って下りてくる・・・これぐらいしか今の僕には出来ないけど、みんながそうすれば必ず山岳の自然は守られるはずだ・・・
それともう一つは過去の山に人生をかけた先人(山岳信仰・マタギなど山に生活を見出した山人すべてに対して・・・)たちの、すさまじいばかりの生命力と執念を持って山岳を切り開いてきた歴史に感心する。時代ごとに展示された、山とのかかわりが、今のように物資に恵まれない時代にどうやって山岳環境で生き抜いてきたのか、あの山を越えて登ったのか・・・・
近代登山史では”風雪のビバーク”を記した実物の手帳が展示されていたり、海外高峰への挑戦の歴史、各時代の装備にはなかなか興味深いものがある。今の装備よりも貧弱で大きく重く・・そんな道具で未知のピークを目指すのは並大抵の力でできるものではない。
恵まれた時代の恵まれた環境でも、先人達が追い求めてきたような、未知へのあこがれ・・・・そんな冒険心を持った登山をしたい・・・
山を想へば人が恋しく、人を想へば山が恋しく・・・・・
あの歌手は今どこに!!・・・雪の野口五郎を目指せ [山行]
遅ればせながら連休は突如、出発直前10日の夜9時に思いついた!!、夜11時に自宅発。
高瀬ダム~北鎌尾根・・・ではなく、はじめての竹村新道から野口五郎岳~烏帽子岳~ブナ立尾根の周回をしてみました。ひそかに水晶も行こうかと思いましたが予想外の積雪にビビリが入り、やめてしまうという情けなさ。準備不足で散々な結果に・・・・
新しいソロテントとオスプレー70Lの使用は大変心地よかったが、いかんせん体力・耐寒性能・高所での頭痛に悩まされるという情けない山行でもありました。新しいガスバーナープリムス114ナノは最悪・・・-8度で着火せず、まともにお湯が沸かせなかったぞ~~100回着火ボタン押して3回しか着火しなかった・・・今までこんなつらい湯沸かしは無かった・・・(ライター・スプーン・フォーク・箸・・・等々、武器すら持って行かずに山に入る僕もバカだった、アルファー米の中に入っていた小さいスプーンですべてをまかないましたけど・・・)
野口五郎小屋はテン泊禁止になっているのを知りませんで、堂々と誰もいない山頂で天幕張ちゃいました。・・・・ごめんなさい。避難小屋解放されたましたがこれも快適でした・・・
3シーズンダウンシュラフで標高2800mの-8~10度のテン泊は地獄の震えとの戦い、肩はじんじんと痛くてで眠れるはずもなく、翌日、やはり水晶は諦めて、頭痛とともに下山。
- 使用マテリアル:新しいものを試そうと思って言っただけの山行だったりするのですが・・
- ザック:オスプレーイーサー70L New! (◎)さすがに10年間使い続けた、1万円で買ったバーゲン品のマウンテンダックス70Lとは背負い心地が違った!!
- バーナー:プリムス114ナノNew! (×)・・・着かねーよ肝心の火が!!
- 天幕:IBSイシイ最後の製品New! :ゴアパックライトアルパインテントソロ(〇)。軽くて小さくていいんですけど何せ薄いので破れそうで冬には怖いかも・・・・
- ダブルストック:シナノカーボンNew! :レキより安いし、カーボンにはアンチショックはいらないのでシナノで十分!軽いし振りやすさ抜群。(◎)
- モンベルダウンハガー#3 1998年ものスリーシーズン(△)・・・今回の気温では限界。
- シューズ:ハンワグクラックセーフティー3年ぶりに履いたよ(△)いつもトレランシューズばっかりだったよな・・・重いし、足が痛くて大変だったが雪の上ではさすがにトレランじゃなくて良かったよ・・くるぶしが当たって泣きそうになった・・・
- デジカメ:サンヨーザクティー:電源入るが画面が出ず一台おしゃか!(下山後懲りずにネット通販でザクティー購入)、オリンパスミューは途中で電池切れ。(充電していかなかったんだよな・・)
- GPS:登りで電源入れずに軌跡は拾えず・・・途中からの記録・・・情けなっ
道具は使えて初めて道具なのさ・・・・準備もできていない、使いこなせないなら、最初から持って行くなバカヤロ~~・・・・・な山行でした
初日に高瀬ダムから竹村新道・・一瞬迷って今は無き廃道:伊藤新道でも上り詰めてみたろうか!とおもったけど無理っぽい感じ。急傾斜の竹村新道をひたすら登り真砂岳経由(水晶岳を諦めて)雪の稜線を歩き、野口五郎へ・・・ガスと吹き溜まりの積雪あり、気温もどんどん下がってくる。今回のルートですれ違った人は夫婦2名のみの孤独な稜線縦走・・・・
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
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もうこんないい加減な無計画な山行はダメダメです・・・
前期高齢者の愚痴・・・ [日常]
今日は天気が悪い・・・・体が朝からシャキとしない・・・・右肩が特に重たく挙がらない。背中には手が届かないため服の脱ぎ着が上手くできない・・・・
気圧の低い今日のような天気は、右肩がうずく・・・・・僕はもう前期高齢者。徐々に朽ちて行く体に鞭を打つ元気もなく、1ヶ月体調不良にてマラソン練習もできず予定していた揖斐川マラソンはキャンセル。以後真冬の大会を探し何とかリベンジを果たしたいが、上手く行くだろうか・・・・・
仕事の合間に、各種原稿を書いたりそれなりには忙しいのですが、体と気力が合致せずそれなりに苦悩の日々を送っている・・・・・今日この頃です。。。。