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昼飯前までに・・厳冬期伊吹山東面滑走 [山スキー]

今日は半ドン・・午後診療の前に今シーズンの課題、厳冬期伊吹山東面ルンゼ滑走をやっておきたい。雪の多い今シーズンなら出来るはず。

結果:この時期の伊吹山はなめたら怖いぜよ・・・・

  • 06:30 450m笹又集落:さざれ石公園出発
  • 08:06 900mドライブウェイ法面乗り上げ
  • 09:32 1200mのopen氷化斜面(クトーからアイゼンへ)
  • 10:09 山頂三角点
  • 10:15 山頂発
  • 10:30 ルンゼエントリー
  • 10:35 雪崩
  • 10:45 下部安全地帯
  • 11:36 駐車地着

2010.1.26ibukimap.jpg

2010.1.26.ibukimap.jpg

標高差は約1000m  総時間5時間30分

SANY13031朝やけ.jpg

朝はすがすがしい

SANY1311ドライブウェイ.jpg

ココまではよい天気。ドライブウェイ乗り上げ。900m付近ひたすら靴上ラッセル

SANY1321上部斜面.jpg

疎林から~オープンに・・・怖い。ひたすら我慢のラッセル

直下はガス

SANY1323直下はガス.jpg

山頂は厳冬期

SANY1333山頂は厳冬.jpg

 

滑走は慎重に

SANY1336雪屁は避ける.jpg

エントリーポイントは雪屁と氷化

SANY1337下は見えない.jpg

下が見えない・・・

出てしまった~~雪崩た・・・・アセアセ

SANY1345ヤバい大斜面.jpg

極めてやばかったのは判っていたのですが、浅いから埋まるまでは無いかと・・・

SANY1348とっとと下山.jpg

一気に逃げ切るしかない

SANY1351生きて下山.jpg

無事下山・・・さざれ石公園(国歌の中のさざれ石の起源らしいが・・・)

SANY1353帰ってきたよ.jpg

主人を待っててくれたのね・・・

 

今シーズンはなんとか厳冬期のこの雪の多い時期に課題とした伊吹山東面ルンゼ(山頂から一番近いライン)を滑走した。登りから靴ラッセルは想定外。しかし、昼までには降りるのを目標にノンストップラッセル。やはり単独で鍛えることも必要。しかし、滑走は単独でどうだか・・・

苦しいながらも4時間弱で山頂到達。視界は悪く、軽い冬型か北から風は強い。一刻も早く逃げ切りたいが・・

山頂からダイレクトに滑り込む。遠方からの偵察の一番目立つ大きなルンゼは実際はかなり向かって右寄り。山頂に近いルンゼから降りることとした。

雪屁を避けてサイドステップで一段上がって氷化斜面を慎重にエントリー。うっすらと新雪20cm。少しずれる。キット雪崩れるだろうが大きなのは出ないと踏む。しかし予想外の広大なオープン斜面であり、かなりビビる。直線的に攻めたいが、クラスト面に当たりスピードが出過ぎるため大周りーターン。5ターン目で後ろから雪崩が出た。早めに察知しレフトサイドへ逃げる。間一髪逃げ切った。乗ってしまったら50m下までは流されただろう。埋まるほどではないが・・・しかし雪崩末端ははるか下まで走っており。やはり、ただでは済まなかっただろう。あとはライトサイドへ大きくトラバースし樹林へ逃げ込むが、トラバース中にここでも目の前の斜面が次々切れて落ち始めるがエッジを効かせて、雪崩斜面の上へ上へとスキーを持ち上げ、何とかクリアー・・・生きた心地がしなかった瞬間だった・・・あとは樹林の中へ入ったがここも結構デロデロと雪崩れる・・・下部は相当重くなっており、上は雪で、下は少し雨だったのか。

とにかくあとは狭い樹林に逃げ込み大きく右へトラバースし、登路のラッセルを発見し、それに沿って降りる。夏道が出たところでスキーを担ぎホットと安心・・・・後は、スラックスに履き替え、午後の診察に間に合わすように車を飛ばす・・・・

危険を感じながらの滑走は肝が冷えた・・・・

20100126_伊吹山東面_143.jpg

 

 


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