栂池~横前倉ルートはなかなか玄人向きなラインです! [山スキー]
迷うポイント1・・・・・唐松沢をどこまで滑るか? 1750m沢が急激に狭くなった地点で止めるか、水が出ていなければさらに進んで広くなったところで風吹方面に直接登りあげることができると思うのだが・・・我々は早めに登り返した。滝が出たら厄介なので・・・
私はこの周辺は夏にも来たことが無いので山の形も分からず、大池手前でリングワンデリングしている・・・遠巻きには岩菅山も横前倉も風吹岳も形が区別できない…アカンダナタイプの火山樹林の山なので似ている・・・・(僕だけでしょうか?わからないのは)常にコンパスを出さないといけないと再確認・・・・・
フスブリ山を経由するか?・・・・しない方が早いが、しておくとルートの全体像が見渡せるメリットはある。
風吹岳を経由するか?・・・・しない方が早い。というかあまりぱっとしない展望の山。名前はロマンティックなのにね・・・
風吹~横前倉間の狭い稜線は通過不可。左に大きく巻きましょう。山荘方面からは時間がかかるし、斜度がきつくなるだろう。やはり夏道に近い方を選択するのがよいでしょう。
横前倉山から滑走は急です。40度くらい。上部にクレバスあり。東北東方面に下ってゆきましょう。ジャンプテストはしましたが地形から想像すると雪崩の巣ですね・・・五感をすべて全開にして、とにかく急いで逃げ切りを図りましたが・・背後からの威圧感は感じながらの滑走です。通過時刻が4:30-5:00PMだったのが幸いしたのか、20cmくらいの浅めのシルキーパウダーを味わいつつも、雪は安定していました。
行動概要本文は・・・・http://korinaiojin.blog.so-net.ne.jp/2010-02-16