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登山家とは・・・・・ [山行]

私がいつも一緒に山に行くあの人・・・・・
たいてい登山道を歩いていると突然、”自然に呼ばれましたんで~~”ゆっくり先に行っててください…という。
自然に呼ばれるとは、”大キジうち”のことなのですが、この人のすごいところはいつも、雲子(うんち)回収用のタッパを持参し用足しの後は必ずそれを自宅に持ち帰ることにある。さらにすごいところは、帰りの登山道で・・・・落ちている小さな紙くずやお菓子の袋・たばこのポイ捨てなどを拾ってはポケットに入れて回収していることである。
山に入ることはすなわち我々は大自然に遊ばせてもらっていることなのである。、攻撃的な山スキーや挑戦的な山行を行いながらもやはり我々は自然の中の一部に過ぎないことを忘れてはいけない。そういう姿を見て私も昨シーズンからは雲子の持ち帰り運動に参加している。慣れてしまえば意外に抵抗はない。私の場合はモンベル製のポケッタブルトイレキット330円?を購入している。もちろん疾呼(おしっこ)も持ち帰りたいのはやまやまだがこればっかりは運搬方法にもかなり難がありますので今のところは垂れ流しが現状である。
この人の活動を見て、こういう人が真の登山家でありアルピニストなんだと思う。高難度な山行だけがすべてではなくトータルな自然とのかかわりを考えることが次世代のアルピニズムなのだと思う。

つまりのところは、山に入るみんなが同じように環境を意識して小さな活動から開始すれば環境破壊を食いとどめることができるのだろう。自然に遊んでもらいながら自然を愛するとはこういったことなのだろう。

ただ単に独りよがりで山で記録的な山行を繰り返してもきっとそれは自然を破壊する一行為にしかならないのだろう。いつまでも素晴らしい雪のシーズンが続きますようように・・・・素晴らしい雪の光景が永遠に後世まで続きますように・・・・山スキー愛好家のみんながいつまでも素晴らしい雪を共有できますように・・・・・

ただしわれわれの主要山行形態である:”日帰り山行”を繰り返せば繰り返すほど、車のガソリンの消費は多くなる。
これについても今後はもっと考えないといけない今日この頃である・・・・・


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コメント 2

とりあえず、あの人です

懲りないM先生おはようございます。あの人です。
素敵なご評価いただき有難うございます。

登山家は環境に優しい人かと言うと、とんでもなくて山に入ること事態が、既に環境破壊行為じゃないかという気はしています。

また自然を愛する人がよりスキーを好むと考える人は多いでしょうが、スキー場開発やスノーマシンは大変な自然破壊である事は誰が見ても明らかであります。

ただそんな事を言っていると誰も山には行けなくなるし、里で電気を使ったり、美味いお肉を食べたりするだけでも、間接的に環境には優しくない行為とも言えます。

人間が現代生活と営む事自体、環境に優しくない行為とも考えれるし、大いに自己矛盾を感じるところです。
一方人間自身も自然の一部だと考えると、人間の様々な環境に優しくない行為も自然の一部と考えられなくも無いと思えます。

とにかくは、雪の上を歩く冬山登山の日帰山行は最も環境にインパクトの少ない登山形式であろうとは思います。
少なくともヘリコプターによる山スキーやゲレンデスキーよりは環境に優しいんじゃないでしょうか。
日帰山スキーのついでにゴミを拾えば、少しでも差し引きゼロに近づけてくれるんじゃないかという感じです。

これは登山者にとって重いテーマかもしれませんので、また時間をかけて考えていこうと思ってます。
それではまた。これからもあまり難しい事はおいといて、山スキーは続けましょう。

by とりあえず、あの人です (2008-05-11 08:35) 

TS@金沢

私もモンベルのポケッタブルトイレを持っているのですが、
一度も使用したことがありません。
使用後は、どうされてます?
by TS@金沢 (2008-05-12 11:13) 

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