伊吹山でも危険がいっぱい！！

2008/7/27（日）
冬場とは違って激務に追われ、休みが取れない日曜日・・・とりあえず体力作りで午前中に伊吹山トライアルに出かけた。気温35度の厳しい状況の中、登山口の手前2ｋｍの無料駐車場（学校グランド駐車場？）からラン区間2ｋｍと登山区間6ｋｍの片道合計8ｋｍ・・・・登り1：47分、下り1：15分であった。昨年は登り1：55分、下り59分だったので登りは満足だが、下りは大渋滞で全く走れなかったし、気温が高すぎてバテてどっちにしても記録は出せなかった・・・それよりも凄かったのは、お花畑の花より人の数のほうが多かったことだ…最初からたぶんそうだろうとは思ってはいたが、なんてこった・・・・



余談・・・・上りのランで突然携帯が鳴って息が切れんばかりの状況でザックの中を探してもすぐに携帯が見つからずイライラ、見つけたと思ったら切れてしまった・・・職場からだったがこんな時になぜかけるんだ！！今日は日曜診療中で別の医師がいるだろうに！！思わず携帯を地面に投げつけてしまい、真っ二つに割れてしまった・・・・気の短い僕なのでした・・・その後携帯をテープではり合わせてなんとか通信可能にななっていますが…ヤバいことをしてしまいました。出来るなら携帯は持ちたくないという心の現れなのでしょうか？



それはさておき、下山開始からり、暗雲が立ち込めてきて、遠くで雷鳴がなっているにもかかわらず、これからもどんどん人が登ってきていた。私は頑張って下っていたからよかったが、夏の気温急上昇の後で来るのは雷雨に決まっている。みんな雷が怖くないのかと思うほど、人が人につられてどんどん登ってくる・・・

ヘロヘロになって下山したあと、車で着替えようとしたら。突然轟音とともに竜巻発生！！とはいっても人が飛ばされるほどではなったが明らかに普通の天候急変ではなかった。砂埃が舞い上がり、雷鳴・突風・豪雨・・・・これも気候変動の一つなのだろう・・・登山中の方はかなりひどい目にあったんじゃなかろうか・・・

さてさて、その日の晩のニュースでは敦賀湾・琵琶湖周辺では案の定、突風により夏休みのイベント中でテントが飛ばされ人が亡くなったようだ。兵庫県でも濁流で子供たちが流され死亡・・・琵琶湖では鳥人間コンテストの会場片付けの人が負傷・・・
やはり尋常な風ではなかったようだ。気象変動にはやはり人間なんて無力なんだと再認識させられた。高速道路や・新幹線・人里を見下ろす、ここ伊吹山でさえも、自然の猛威をまざまざと見せつけられた気分であった。それにしても最近の天候は全く読めないのがやはり不安の種である。今回の突風は寒気が暖気の下に急激に潜り込んで発生するガストフロントという現象だと気象学者は言っておられた。こんな専門用語はちょっと昔にはおそらく使われてはいなかったのだろう、少なくとも一般気象予報では。それほど、以前とは違った気象環境が次から次へと勃発しているのではないのでしょうか？？この先のさらなる気象変動が末恐ろしかったりします・・・・

というわけで、伊吹山でのあまりの人混みでのランは観光客・登山客と激突する可能性も怖かったが、今回のような危機迫る突風で飛ばされるかもしれないし、地元伊吹山でも危険がいっぱいなのでした。

コメント 5

懲りない先生こんにちは。篠崎です。猛暑の中の伊吹山トレランご苦労様です。３５度の気温で、低山を走って登られるとは熱中症にご用心ください。
それはともかく、何時も温和でジェントルな先生が、携帯電話を地面に投げつけて壊してしまう下りを読んで、驚きました。
さぞかし普段の仕事でストレスがたまっているのであろうと拝察します。
人生何があるかは分かりませんが、お互い気をつけて、心身の健康管理と鍛錬に励んでおきましょう。それではまた。
by 篠崎　純一 (2008-07-29 14:37) 

急な天候に変化もあるのでしょうけど、鈍感すぎるのが気になっています。
日光白根に登った時も、「こりゃやばくなる」と思って友人をせかせて駆け下りているにもかかわらず、登山を続行している人を見ました。
案の定雷雨。
その後、事故ニュースは無かったので無事だったんでしょうけど、そういう感覚が薄いように思います。
今回のも「こりゃやばい」と、感じられたはず。でも、逃げなかった。
テントが飛ばされた近くの海岸に居た人は、急に黒雲が発生したのでともかく逃げた、と言っていました。そして助かった。
全てに当て嵌まるとは思わないけど、もっと気象事故は減らせるはずだと。
天候急変に常に意識が行くのは山に行っているからかも知れないけど、まず待避しないと･･･。
待避しても何も無ければ、何も無いで済むのだから。
by テレマーカー (2008-07-29 16:53) 

篠崎先生今晩は…多忙な婦日の毎日、ご苦労様です。
今年の夏はいつにもまして暑くて仕事もはかどらず、毎日いやになるほどの書類の山とも格闘し、週末くそ暑い山に行ってもまた格闘し、おまけに携帯が鳴ってブチ切れてしまいました！！いい加減この”必要悪”な携帯はいやになるときがありませんか？夏は冬のためのトレーニングと決めてワンデイコースで地道に体力温存で我慢してます。
できれば涼しげな沢に行きたいところですがほぼ100％携帯圏外にてそれは許してもなえませんね・・・チャンスがあれば奥穂南稜偵察に行きましょう！！
by 管理人 (2008-07-29 22:21) 

テレマーカーさんこんばんは。

このところの気象変動はニュースでもいろいろ取りざたされていますが、本当に先の読めない急激な変化が多いようですね。でも、今回の滋賀県周辺の様々な事故は決して突然降ってわいたものではなく、私が下山中から急激に気温が下がり始め、暗雲もたれ込め、確実に嵐になるなという予感はありました。それでも多くに人たちが列をなして登ってゆきましたから、あまりにも無防備な人が多いのが現状でしょうね！事故が起こらなかったのが不思議なぐらいでした。下山後の駐車場での突風はかなりのものでした。私は建物の陰で下から良かったけど、琵琶湖畔の吹きっさらしの場所ではかなり危険な状況だったと思います。近場・近郊の山も十分注意が必要ですね。
by 管理人 (2008-07-29 22:27) 

replica de louis vuitton bags 伊吹山でも危険がいっぱい！！：Parallax Site：So-netブログ
aaa replica louis vuitton http://www.mobiilimittari.net/#louisvuittonreplica9
by aaa replica louis vuitton (2013-09-10 06:06)