こんなことはよくあることで・・・ [山スキー]
おすぷれい・・・・ [山スキー]
オスプレーの今シーズンのザックCODE38L・・・・軽量と大容量を売り物に、山スキーMLでも使用者も多い。しかしそのユーザーの多くがサイドパネルのエッジでの破れを訴えて明らかな強度不足のお品です・・・私もやはり破れました。両サイドのエッジが当たる部分と、特にこのザックはバックパネルの開口部にワイヤー線(ピアノ線?)で形状保持させておりこのワイヤーによりサイドパネルがしわ寄せする状況を作り出しエッジに押し当てている感じでした。
ロストアローに修理の依頼をし、帰ってきました・・・・
サイドパネル全体に同素材のナイロンデニールがかぶせてあり、見た目は全く分からず、厚さが2倍となりました。一応使えそうですが、同じ現象が起これば、いずれは破れるのでしょうね・・・・
ザイテル?みたいな強いけブラー繊維の当て布じゃないときっと擦り切れるのは同じでしょう。でも丁寧に修理されておりとりあえず納得です・・・・
さて、前の記事の主力三兄弟・・・・と退役TRABです。
左から、鉄腕ATOMの女には甘い?ちょい悪オヤジ、サロモン諸島のガンちゃん、イタリア退役軍人TRAB、USAの破壊者BDハボック
・・・ハボックはいよいよテレマークに?
そして・・・・・・・・・・・
小鍋谷経由 西穂高岳 2800m地点
凍っていました。いきなりビュンビュン音を鳴らしながらの落石もありました。肝を冷やしながら、危険な斜度と切れ落ちるリッジの向こうは崖・・・落ちればアウト。下りも核心部はアイゼン下降。こんなもんですやはり雪の穂高でした・・・・舐めてはいけません。ストックは当然ダブルセルフアレスト+アイスバイル。
笠ヶ岳グーテンモルゲン!!
下から見たらゆるいテラス・・・と思って登りあげたらリッジだった・・・・休む場所が見当たらない。進むのみ・・・・
西穂は岩峰。サイドはばっさり切れている。慎重にアイゼンを効かせるしかない。
目の前に稜線。小屋どまりの登山者が稜線を行く姿が見える。彼らも見えているだろう。頂上まで100mくらいか・・・無念の転進
こけたら滑り落ちる。早朝4時の気温-5度からようやく9度に・・・もう少し緩んでくれていたらね。
蕎麦屋探訪 [蕎麦・二輪・山]
色々食べ比べてみました
更科蕎麦。白いお蕎麦にお目にかかっていなかったので、新鮮な感じ。ここでは吟醸蕎麦・・・というらしい。真っ白ではなくほんの少し玄が含まれているのか?透明感が際立つ。十割挽きぐるみが好きだったので、こういった上品な白も時には良い。意外に蕎麦の香りが強く、更科じゃなくて1番粉と2番粉の中間?
蕎麦 野麦・・・
あらあら、目的のブンリンさんのほんの目と鼻の先にあった!前から行きたい行きたいと思っていたこだわり系?の蕎麦。メニューはざる。大もり、半分・・・のみ。温かいかけそばもあった。細切り、つるつるだけど二八?九一?外一?蕎麦の香りはちょっと弱かったけど・・・・新蕎麦ではないからな~~
付け汁・・・信州の蕎麦は全体に甘めで返しが強く、かつおだし系の香りは弱いのか・・・個人的には中部地方(東海地方)の蕎麦のほうがキリリっと強い返しとかつおだしが好き。(岐阜だけか?濃いのは)
主力3兄弟・・・・・板も食べ比べると違いが色々あって面白い。
初代TRAB(ディアミールフリーライド)→TM G3 タルガアセント→2010年退役。ご苦労様でした。
HAVOC(ディアミールエクスプローラー)→ TM G3 タルガアセント移植・・・以前の主力機種にTMを移植ということは・・・・いよいよ・・・TM?
ショートファット:ATOM 砂糖おやじ・・・現行軽量スピード登行・ルンゼ系。ファットなのに意外にオールマイティー。軽くてウッドコア自体はかなり薄い?ようで外乱でやや暴れるが、軽量板と考えれば不可もなくといった印象。
オールラウンド:サロモン諸島のガンちゃん・・・これからのパウダーざらめ系にオールラウンドかな?どんな感じか楽しみ。今となってはワイドシェイプでもないけど、ボディー自体の反発は強そう。思ったよりもサイドカーブが強く最新パウダーモデルと比べると浮きはやや弱そう。トラーバースでちゃんとエッジがかかるかな?
その他
パウダー:ポンちゃん・・・パウダーではこれに敵うもの無し。意外にシーズンを通して長く使える。荒れた雪面にも強いボード感覚。
高速エスパーカービング:サロモン諸島のX-Wing。 山ではカービングがあだになってトラバースが怖い・・・ゲレンデ系グルーミング斜面ではさすがにクイックターン
超ショート ルンゼ系・・・フィッシャー Expedition 150cm。今だ現役。超急斜面は全てこれでこなしてきた。まだまだ主力となりうるか?
白山東面台地 間名古谷(まなこだに)経由東面台地周回 [山スキー]
【山行実施日】2010.4.18(日)
単独でどこまでできるか。久しぶりに気迫とど根性で己に打ち勝った山行だった。前日に深夜に淡々と国道156を走る名古屋金沢荘川桜:ネイチャーマラソン(250km)を走るランナーに並走しエールを送り僕も気力を猛チャージ・・・明日は高気圧デイ・・絶対登りきる気合をもらった。このランナーたちがいなかったら、ひょっとしたら途中挫折もあったのかもしれない。
朝2番手?で出発。荒れ放題の学級崩壊林道のスノーブリッジ、側面雪崩、落石、巨大倒木を避けながらMTBで進む。3台がデポ・・・私のルートは間名古なのですかさず同じ場所にデポしてあとは足で稼ぐ。帰りは野となれ山となれ・・・
真っ暗な間名古谷へ侵入。一回林道を外しルートミスしたが復帰し、進む。雪が多く林道も低いため林道のルートが分かりにくいが概ねまっすぐ進めばよい。
最終堰堤から別れ、最後に橋で林道は右へ曲がる。右岸を進み、登れそうな尾根を見極め取りついたが・・・登ると崖だった!右へトラバース、今度は上部から雪崩の通った跡。急傾斜だが今なら大丈夫。つぼ足で食らいつく。最後は60度のクレバス付き斜面をうまくかわしなだらかな尾根へ。あとは1800-2000m付近を左に白山本峰を見ながらスノーハイク! 一旦登って少し下り広大なカール上地形を大きく巻く。そいて鞍部へ・・・稜線はやや厳しいリッジ。風も出てきて無理はできない。50m下って基部を巻く。適当なところで稜線に抜けた。北弥陀ヶ原・・・さえぎる物のない広大な大雪原。風も半端じゃないが、雪面はハードクラスト。ここで緊張のあまり大キジ・・・便袋を飛ばされないように・・・ボットン!便は回収ザックへ。これで今日の運はついたぜ!さあ進もう。
ところが意外にアップダウンあり。アイゼンをきしませ進む。稜線に抜けたり降りたり・・・夏道を外したらいきなり崖・・・もう一度戻って50m下降。雪原を横断するように大汝ヶ峰の基部方向へ。ここからがカチカチアイスで緊張。脹脛が攣りだした・・・ゆっくり深呼吸をしながら根性を入れる。一歩一歩進むのみ。今戻っても条件は同じならば、進むのが安全。翠ヶ池付近を横断し最後の山頂への氷の斜面約35度。滑ったらきっと生きては帰られない、ハードアイス。アイゼンに全神経を集中。一歩一歩、刃を食いこます。攣りそうな足にアミノ酸が循環することを祈るのみ。そして山頂に抜けた。平瀬から11時間以上がたっていた・・・時間がこんなにも過ぎているとは思わなかった。でもとりあえず山頂記念ショット。
さあ、太陽が隠れつつある天候・・さっさと降りよう。・・・・続く
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学会の演題提出もなんとか終わったので、白山の続きを・・・・・・
さて、困難の末にたどり着いた2702M御前峰山頂。周囲は人っ子一人無く、数名のアイゼンの歯の跡だけが、雪面に残されていた。さすがに2時にもなると高所では日が陰り寒い。とにかく風が冷たく真冬の気象。適当に記念写真を撮り証拠とし、そそくさと降りる。今日は登攀に全力を傾けたため、山頂ピークスキーにはそんなに拘っていない。白山山頂からは何度も滑っているし。アイゼンで安全地帯までクライムダウンし岩棚でスキーに切り替えた。少しスキーで雪面を切ってみると、アイゼンよりしっかり食い込み先ほどよりが全安心感がある。やはり腐っても山スキー・・・下手なアイゼン歩行よりも下りに関しては安心感が高い。何も考えずに滑りこみ、モナカ雪の状況を確かめながら、ゆっくりとターンを切る。さすがに今日は疲労の色が濃くガッツリした滑走はできない。怪我の無いよう安全滑走を心がける。転法輪谷上部でトラバースに入り台地上へ。その時かなり下から一人のスキー登攀者がやってきた。僕より遅くにここに来るとは彼もなかなか、しぶといヤマやだ・・・少し声をかけ別れる。さてあとは先行シュプールをかわしながらターンを描き降りてゆく。モナカで疲れるが、これも山スキー。ときどき思いっきりひっかかり、コントロール不能になりかけながらもガンバで降りる。徐々にザラメ状になり少しは楽させてもらう。台地下部はそれこそ春のざらめ雪で気持ち良い。
登りの11時間越えがうそのように1時間半弱で末端のガレに到着し、東面台地を後にする。ここからもまだまだ歩きの試練。雪はあるがそんないは滑らないしすぐに登りになったり切れたり・・・すかさずザックにスキーをつけてあとはただひたすら・・・・歩き。深夜に潜り込んだ間名子谷を通過して感慨にふける。少し歩いてMTBを回収し、あとはガレを避けデブリを登り時には豪快にMTBライド!
疲れたが執念んでつかんだ山頂の光景に満足してゲートを越えた・・・・・
2010.4.11・・・いろいろ [趣味]
2010.4.11・・・山に行ったが予定通り雨だった・・・・
これだけでリターンすることはできない・・・・
温泉と・・・・
蕎麦は押さえておこう・・・・
ついでに周辺木曽側からの中ア登山口探訪も・・・
ひなびた系温泉いただきます。朝の8時から!小坂温泉けやきの湯・・・・400円!安い・・・
当然、蕎麦もいっとく!?
やっぱりここに・・・・5度目か・・・一番乗りでした。店主に顔も覚えられ・・・
お品書き・・・蘊蓄
これぞ待望の・・・夜明け蕎麦・・・・木曽はすべて山の中・・・・夜明け前・・・
マニアックな登山道っぽいが・・・・右へ進むとヘリポートがあったり・・・
御無事で?!?!?!?!
スキーはなくても楽しめる半日でした。このときは快晴だったりする・・・・
お初の焼山北面・・絶体絶命のski-descent [山スキー]
さて、初めて焼山に行った。北面台地として有名で、山スキーの聖地とさえいわれているのだが・・・高気圧が張り出す絶好の日曜日、深夜発で必ず山頂を踏んで帰るという決意での臨んだ。結果は・・・9時間近くの登りで山頂、滑走時間2時間。しかし、その中身は・・・・・登りはクラストした上部斜面にてこずりながらも、なんとかトップで山頂をゲットしたが、滑走は大問題でした。決して大きな声で言えない滑落遭難一歩手前の絶体絶命の状況・・・(そういえば朝から県警ヘリが偵察しまくってたな・・・)ウインドクラスと激しいモナカの焼山山頂から東面に向かって深く考えずに?エントリー。その回り込んだ正面壁・・・
噴気孔直下の大斜面を硫黄のにおいから逃げるように滑走。すでにこの緩斜面(25度)でもかなり危険なクラスト、微妙なエッジコントロールで高度を下げるが・・・どんどん下降したその先は、完全にサンレイクラストとウインドクラスとが入り乱れて恐怖の45度斜面。どこにも逃げ場はない。草付きと枝の飛び出した斜面がオアシスに見える・・・だましだまし、ごまかしてエッジに命を託し、標高差300mのエッジングコントロールだけでの危ういski-descent.
最後に出た斜面は・・・・完璧な崖。斜度・・推定不能。二号雪渓に匹敵する50度以上。手をのばすとすぐそこには硬い雪面。・・ストックは装備したダブルセルフアレストがせめてもの強みであった・・・これだけをを手がかりにほとんどエッジ二本で斜面に張り付く。エッジが外れたら、100m以上は滑落するだろうな。岩に当ればアウト。誰かロープ垂らして~~~と叫びたい状況。でも、誰もいないよこんな場所。
もし下に吹きだまりがあるのなら、何とか止まるかも・・・ええいっ・・ままよっ・・・、死ぬ時はこんなもものかも。・・・・南無三。ヘッドカメラに遺言を唱えつつ、対岸にある草付きのブッシュめがけて氷のトラバース・・・なんとか枝をつかんで木の枝に乗った状態でキックターンもう一度対岸の草付きに向かって、微妙に高度を下げながら再びトラバース・・・スラフ雪崩も何度か落ちてきたが滑落のほうが怖くて雪崩は無視の状況(はあ~~~いかんこんなことやってちゃ・・・)
何度このトラバースを繰り返したか・・・・喉はからから、一瞬たりとも気の抜けない、ピンチの連続。最後は山頂噴気孔直下から焼山を半周するような状態で最悪のトラバースを切り抜けた・・・正直完璧な滑走ルートミス・・・・・何も知らない山域での滑走はやはりスタンダードが一番です・・・少なくとも雪が緩ければなんとかなったのですが。
登りは効率の悪い夏ルート方向へ向いてしまい、溶岩流溝横断でスキー担ぎ。その後再び硬い雪に阻まれ、担ぎ・アイゼンで岩稜帯へ。ルート見極めが悪くミックスのルンゼ登りとなる。
滑走は東面経由で正面壁から賽の河原上部へ出ようと、おおよそのルートは登りで観察していたが、予想以上の傾斜とクラスト斜面、一部55度の崖に阻まれ危機に追い込まれる。
結果は・・・生きて下山できました状態。非お勧めルート・・・雪が緩んでいればそれなりには降りれるでしょうが確率は低いでしょう。登攀具無しでは危険ルートです。一か八か的山行になってしまったのは大いに反省。雪が付いていなかったら進退窮まった可能性ありです。現場では意外に冷静に行動は出来き、スキーでクライムダウンでき、改めてスキーの持つ潜在能力に感動もしました。ロープ無しのアイゼンでの下降はきっと無理だっただろうと思います。
いわゆるClimb and Descentといったルートになってしまった。
焼山でヤケになって、焼かれちゃわなくて善かった・・・なんておやじギャグにもなりゃしません。
No.2 とうとう崖に捕まった危機迫る状況を脱出できるか、南無三・
No.3 ~そして危機からの解放・・・
笹倉温泉にて生きていることを実感し、ご褒美?に糸魚川で再び寿司を食らう・・・・・
そのほかは一般ルートで楽しい山行でしたが・・・・・
深夜3時30分に出発。月を見ながらこのときはルンルン
モルゲンロートも最高です
先頭で引っ張りました
山頂もクラストのがれ場を4級の登りをしてしまった・・・これもすでにルートミスだよ・・・山頂は11時50分着
素晴らしい光景
噴気孔直下で硫黄臭に巻かれて逃げまくる。息を止めてのクラスト斜面の滑走は最悪でした・・・
いよいよ4月へ [山スキー]
この冬は暖冬予測とされながらも比較的雪が良く降っていたと思う。昨日までもかなり寒い日が続いたため高所帯ではそこそこ積雪しただろう。ただし、暖冬でなかったか?と聞かれればやはり平均気温が高くとくに太平洋側と日本海側での差は激しかったように思う。東海地方では何時に無く降雪は多かったが、どかっと降って、その後は一気に気温が上がるため、根雪は少なく、極端な暖冬ではなかっただけで、やはり雪は確実に少なくなっていると思う。
それでも3月末に伊吹山が再冠雪し白くなっていたのを見るとやはりワクワクして高山での積雪によりまた少しシーズンが長くなったかな??なんてちっぽけな夢に浸ってしまうのです。
今年は今一つガッツあふれる山行が出来ていない。今一つ、気持が乗っていない、執念が足りない・・・・こういう半端な山行を繰り返すと、事故に繋がるので、再度、気合の入れなおしが必要だろう。
一昨日の伊吹山は美しい白のベールに包まれていた。
さて4月になるとMTB、ロングルート、急斜面、など様々な登山要素が含まれる山行も可能だ。
雪がありそうで無いエリア・・・ [山スキー]
常念岳・・・・山スキールートとしてはおそらくは・・・とはわかちゃいたが、どこまで行けるか?
まずは、深夜3時30分に、一の谷夏道登山道はゲートで登山口5km手前で車はシャットアウトされ徒歩で出発。真っ暗の中重荷歩行は正直面白くもなんともない。舗装林道の雪も中途半端で歩き2/3、シール1/3から始まった。補導小屋とトイレの建つ一の谷登山口は4時30分ごろ通過。ここから雪付き不十分な岩ゴロだらけの夏道を進んで藪に絡まれながら進む。帰りが思いやられると・・・そのまま、とにかく高みを目指す。3時間で藪地帯を抜け、今度はガチガチの雪でいたるところに穴の開いた、落とし穴の沢床帯、さらに進むとデブリ帯、傾斜こそないがもう何でもありの困難ルート。最後の山頂へのアプローチは前常念直下から派生する尾根に取りつき一気に高度を上げ2000mを超えるとようやく疎林帯となり普通の山スキールートっぽくはなってきたが、時間はどんどん経過しかも空はさらに白くなって、視界はどんどんなくなる。上部は傾斜40度の硬雪、2400mにスキーはデポしてとにかく先へ進む。2600m付近でアイスバーンとなり、蹴りこんで前歯立ちとなってきた。10時30分、出発からすでに7時間近くかかっている。山頂まで残り300m近く。時間にして1.5時間。下りの藪漕ぎを考えると、、もう潮時か・・・悔しい気持と悲しい気持、もっと進みたい気持ち悲喜交々。
スリップ事故は避けたい・・・諦めて2600m撤退。直後の下りも硬い雪で厳しい下降、デポ地でスキーを履いてもまともには滑れず。ひたすら修行。しかし、未知のルートのスキーは楽しい。ここをワンデイ周回する方たちはすごいと思った。並みのルートではないだろう。山スキーに適しているとは思わないが・・・・という言葉は十分納得できたが。なんでも挑戦することが大切だろう。しかし雪がなければ山スキーは出来ぬ・・・・なかなか厳しい1日であった。
- 【山行実施日】2010.3.28(日)
- 【山域】常念山脈
- 【山名】常念岳
- 【コース】、一の谷登山口手前林道ゲート~5km~登山口補導小屋~夏道登山道~2000m地点常念直登尾根~2600m地点まで往路滑走
- 【メンバー】篠崎、操
- 【装備】操:サロモンX-Wing162cm、ガルモント、ディアミールフリーライド
- 篠崎 :Pontoon、Scarpa
- 【コースタイム】
- 一の谷登山口手前林道ゲート3:30AM
- 登山口補導小屋 4:55
- 2000m直登尾根取付き点 8:10
- 2400スキーデポ地点 9:20
- 2600m地点 10:30
- 駐車地 13:55
2010.3.23(火) 雨飾山 p2 [山スキー]
- 2010.3.22(日)
- 【山域】:頸城山塊
- 【山名】雨飾山P2 1838m
- 【メンバー】操 潤 単独
- 【装備】Pontoon
- 【コース】小谷温泉山田旅館前~夏道ルート~1035Mポイント林道合流~南尾根~p2:1838M
- 【山行タイム】 行動時間:5時間50分
- 04:40 850M駐車地(小谷温泉手前のトンネル出口)
- 05:40 1035Mポイント林道合流
- 07:20 1480M南尾根稜線コル
- 08:30 雨飾山P2
- 08:50 滑走開始
- 09:20 小滝クライムダウン~大海川~林道クロスカントリー
- 10:30 駐車地
昨日22日(月)は最高の天気と最高の雪質を当てて、唐松沢Dルンゼ滑走を堪能。同行メンバーと別れて、僕は1日休みをずらし、本日火曜日に単独で初めての雨飾山を目指す。グリーシーズンずら登ったことがないので(秋に周辺の林道走行で訪れたことはありますが・・)なかなか地形が把握できていないがなんとかなるだろう。
夜中に周辺駐車地を探すがなかなか適地なくわずかな除雪雪捨て場に路駐気味で駐車。今日は夕方には仕事に戻りたいので午前限定で帰還予定。駐車地探しなので、ちょっと出遅れて、4:45発。
除雪は山田旅館前で終了。かなり多くのトレースに助けられ(惑わされ???)夏道ルートに進んでしまう。スキートレースだけでなくシューのトレース、滑走後のトレースも混在し、鏡池方面へのルートだったか?とりあえずノーマルな林道コースに合流するため50M下って、林道方面へ合流。丁度地図上大きな林道カーブ終点で合流した。
ここからは硬い雪をガンガンクロスカントリー。中途半端な歩きにくい固まったトレースになっていた。南尾根取りつき点まではしっかりトレースで迷うことはない。少し急な尾根をつめてゆく。多少のアップダウンを超えて、コルらしきところでようやくP2が見えた。天候は荒れてきた。風が強く、粉雪舞う、いかにもさびしげな景色。視界は良好であったためガンガン進む。ガチガチ斜面でクトーで登る。
出発から迷いながらも、約3時間45分で山頂。寒い中しばらく周辺散策。荒菅沢方向に降りようか迷って覗きこむが、側壁の雪を拾ってのスキーは楽しくないし下がどうなっているか見えないので、止め!素直に直下の南東の沢を下りる。ガリガリ、モコモコ、強烈モナカに疲れながら、滑走。林道は黄砂のせいか全く滑らずクロスカントリー・・・最後の林道は、除雪が始まってしまい、除雪ショベルの下を、頭を下げて通過、雪の壁が出来て降り口に迷い、最後は担ぎで歩き。10:41に駐車地へ。
その後は風呂も入らずに、ひたすら帰宅・・・・オット待てよ!糸魚川来たからには寿司でしょ!!あの店へ電話を入れて、営業中を確認して飛ばす。3回目の訪問だが威勢の良い大将は顔を覚えていてくれて、地のものをふんだんに盛り込んだ、豪華ちらし寿司を振る舞ってくれた。もちろんカリスマお勧めの店です。
ちなみに前日22日は白馬でいつも食べようと思いながら、営業時間にマッチせず、食いそびれていた蕎麦:膳さんへ行ってきた。もりを注文。二八の適度な歯ごたえ、つるつる感の美味しいお蕎麦。つけ汁のかえしも強すぎず、鰹も出すぎずさっぱりいただける、江戸前系(?)蕎麦でした。十割もあるのですがお昼で、10枚?限定だそうで・・・・http://zen.artbi.net/
豪華なお寿司に大満足して、12時30分出発。正規料金高速(!)をかっ飛ばし、夕方4時岐阜着。簡単にシャワーだけ浴びて、職場へ。レントゲン読影やら、回診やら済まして、8時に自宅着。計画通りパーフェクトな1日でした。
山に登って、剣をみながら、パウダースキーして、温泉入って、蕎麦食って!!さらに泊まって(車中泊だけどね・・・)また登り、滑って・・・最後は極上の寿司で〆!!こんな贅沢を独占してしまって、もう、最高です。だから、山スキーはやめられない!!
D#ルンゼ・・・いっとく?(唐松岳 ピークスキー) [山スキー]
もう我慢できない!!
2週間風邪で咳き込み、次の日曜日に医師会会合・・・さらに専門医報告書作成・・・このまま山スキー無しの3月送ることは我慢できん・・・
では取り敢えず
3月22日、唐松岳Dルンゼ・・いっとく!?(予定はCルンゼだったけど唐松山頂から下降ルートは氷壁!ロープないから止めとこ・・・D♯(?)ル ンゼ・・・・C~Dルンゼへの下降は一部氷壁になっており、山頂に近い一段上からドロップしましたので・・D♯です!)
そしてなぜか連休明け23日、僕は雨飾りに居たりする・・・・一瞬、荒菅沢方向にドロップしようとしたが、さすがに崖を降りるのは躊躇・・・・・。山頂部は強風で、天候は最悪、寒し。雪は強烈モナカ・・・滑りながら山本モナのバカヤロ~~~と叫ぶ僕・・・・
最高の天気だが、予想外の低温で尾根上はアイスバーン、滑落要注。しかしその甲斐あってか快感大滑降をゲット。
- 2010.3.22(日)
- 【山域】:後立山
- 【山名】唐松岳2696m
- 【メンバー】KOBAさん、BUNさん、僕
- 【装備】みんなPontoon
- 【コース】八方スキー場トップ~~唐松山頂~20m下降エントリーポイント(本来のD ルンゼへの降り口は、氷壁になっておりノーロープでは危険で却下)
- 【山行タイム】
- 07:45 ゴンドラ
- 08:15 トップ
- 08:45 八方池山荘
- 12:05 唐松岳山頂
- 12:15 エントリーポイント
- 15:00 二股
- 15:30 八方ベース
今回、僕はCルンゼを目指して唐松へ遠征することとしたが、ちょうど同日、TOP GUN KOBAさんと、ロードバイカーBunさんがDルンゼに行くというのでならば・・・・とご一緒。二股に1台車をデポ、朝始発ゴンドラでゲレンデトップへ・・・グラードクワッドは動いておらず、先頭でシール歩行。後続はすべてガラガラ沢方面か、無名沢方面へドロップか・・・山頂はこの日僕らだけ・・・上部稜線は強風、クラスト・・・KOBAさん最後までスキークランポンで登りあげる!!僕はあっさりアイゼン。さすが空自F-15乗り・・・恐怖感がないのか!!あとでよく聞くと・・・アイゼン忘れた!!と・・・えっ・・・・(-_-;)。さて山頂から少し下降・・・ここで、Dルンゼへの降り口が氷化斜面でとてもロープがないと危険・・・少し上に戻ると山頂直下からDルンゼに流れる格好の斜面がある。じゃあここから・・・ということでD#(?)ルンゼで準備。斜度は40度ちょっとで30cmのパウダー。恐怖感ゼロ。ジャンプテスト、全く雪のずれは起きず。ほぼ安全なコンディション。Bunさんからエントリー、続いてKOBAさん・・・・この二人最近名コンビ。飛ばしや本領発揮!!F-15ファイターはスピード狂か?いきなり直カリで降りてゆく・・・・あっという間に300mダウン。最高パウダーを当てられるとはラッキー。滑走ライン・サイドからの雪崩もゼロ。尾根は凍っていたが、谷筋はしっかりしまっており完璧。
どんどん下ってあっという間に南滝。しっかり埋まっておりました。二股までエッチらほっちら汗をかいて終了。Cルンゼはお預けになったけど、今日ならばっちりのコンディションだっただろう。3月下旬に最高のパウダーを独占できて、まさに、快楽の1日・・・・・。
1か月ぶりの山・山スキーとなったがやはり山は素晴らしい! ただしだいぶ体には堪えました。1か月は結構なブランクですね~~。へたれな僕でした・・・・・しかし、これで、残りの宿題もシコシコはかどる??だろう。
KOBAさんは北海道・シーハイル・空自で鍛えられた、スピード感が凄い。競技系の滑りでさすがの一言。BUNさんもKOBAさんに鍛えられて、素晴らしいパウダーショット!最近は自転車予算を全部山に突っ込んでいるのでは・・・滑走重視の完璧山スキーの1日でした。
翌日は臨時休暇で少し離れた、雨飾山へ、単独で・・・・・夕方の仕事までには帰えるように暗闇スタートで・・・Dルンゼ パウダー滑降動画へgo!!