右腕手術後、1週間が経過して・・・ [日常]
今日7月19日、日曜日でちょうど、退院後1週間が過ぎた。この1週間は遅れた仕事を取り戻すために、院内に泊まり込んで、超スローペースでちまちまとドック報告書を書き続けて、ようやく遅れを取り戻せたのだ。おかげさまで、毎日院内当直室（自分の部屋ですが・・）で寝泊まりして、ご飯は、出前とか、コンビニとか、院内食、とかお弁当とか・・・適当に食いつなぐ・・・さてこの1週間の間に起こるべくして起こった、北海道とムラウシ山大量遭難とかつらい？ニュースなどもあって山に行けない自分に、神様が（僕には神様は付いていないはずですが・・）山に行くとロクなことにはならないよ・・・との思し召しなのか、ひたすら外の遊び生活は拒絶して、おとなしく部屋に籠っていなさいよ・・と言わんばかりである。
さてそんなたわごとは、どうでもよいですが、（これ以降もモチ戯言で申し訳ないですが）今年、2009年は冬～春～初夏と山にはあまり入る気も起きず、この10年間の間で最も自分が活動的でない1年なのかもしれない（キットそうだと思う）。いわゆる不毛のシーズンなのかもしれない。体力的には十分とは思っていたが、いかんせんモチベーションが上がらない。おまけに手の怪我～手術（自業自得ですが）である。さらにあと1カ月は過度な負荷は絶対架けられないのでやはりこの夏トライを予定していたアクティビティーはすべてキャンセルである。アクティビティーを成さなくても、まあ、さして人生に差し支えることはないであろうが、よくよく考えてみると、やはり、遊びも仕事も生活もすべて持ちつ持たれつ、それぞれがバランスよく執り行われてはじめてうまくゆくものですか、その点で今は非常に踏ん張りきらないといけない時期なのだろうと思う。自分一人の力で解決できればいいがそういうものでもないので、さらにジレンマである。
連休最後の日（2日のうちの明日だけなのですが・・・）手も使えないので長距離運転は出来ず、電車も使って蕎麦＋鰻でも探訪旅行しようかと企む、梅雨も最期になりそうな7月中盤の日曜日でした。。。
辛うじて・・・・・ [日常]
仕事はこなせているが余力はほとんどありません。ドックの報告書書きが最大40人が限度。これ以上は右肩がピリピリと電気が走るように痛んでくる。腱が引っ張られているのが分かる感じなのかな？？5人分やって10分休憩の繰り返し。いつもの2倍の時間がかかるため。泊まり込んで早朝・ヒル・夕方・夜の4分割で仕事をこなす。もちろん、その他各種書類、PC入力もあり、そこそこ限界か・・・右肘は、屈曲は大丈夫だが、回旋、外旋などで筋痛が起きるのと、進展はさせないように三角巾でガードしている。文字はミミズの様な文字しか書けない。正式文書はアシスタントに代筆してもらう。かばってはいるが、やはりかなり右肩～肘まで、痛みとだるさは襲ってくる。
・・・・・・ただ腱が再度切れないことを祈ろう。
今日は公式では初外来。外来ではきっと・・・・”先生手はどうしたの？？”と必ず聞いてくるだろうから、あらかじめ紙に”右肩関節脱臼のため固定中”と書いて三角巾に張っておくこととした？！さて、ワンデイで10時間のノンストップ外来に体が悲鳴を上げないことを祈ろう。
今日から意を決して・・・ [日常]
仕事復帰へ出撃態勢です。痛みとの戦いですが、最初から覚悟の上。ただし右手なしで診察可能かどうかはやってみないと分からない。全員対象ではないが、直腸指診・乳房触診はかなりキツィ。というかできない。どうするか。割愛してしまおうか。
この手術を通していろんなことが分かった。自分のこと、患者さんのこと、医療従事者全般のこと。考える時間的・精神的余裕が無かったが、それでも、ある種の答えは見えた。さて現在7月13日：朝6時。医院内で泊まり込んで、腱が再度切れないように祈りながら、昨日夜から恐ろしくたまった書類を少しづつ崩している。まだ、後遺症の腰帯部の感覚障害は消えていない。いつか消えるのか？一生ついて回るのか・・・それも不安材料の一つではある。
もう日曜・・・明日は復帰第一戦 [日常]
7月12日日曜日今日は退院予定日。体調は？といっても、手が不自由なのと腰周辺の痺れが残っているだけで、その他特に変わりなし。今回の手術の目的が機能回復・向上というよりは、かろうじて元に戻す・・・という意味あいが強く、手術後の方が体調は悪いといっても過言ではない。これは最初から分かっていたことなのでしょうがない。術後担当医から言われたこと・・・・・再結合した腱の末端はかなり細く（普通の人の半分）さらに関節鏡でも関節内の傷がかなり目立ち元々何回か脱臼を繰り返したことがないか？とういう状態。とのこと。負荷かけすぎるとまた切れる可能性があるよ・・・これはかなりショッキングな話である。。。。昔々10年前の右肩が相当いたんだ時期があった。あの痛かった時期の産物なのだろうか。あのころは検査の時のカテーテル操作やエコープローブを持つことさえできなかった時期がそうだったのか。いずれにせよこの手術を通して自分で納得できることができればそれで善し、と思っているので、多少の不自由、後遺症はちゃんと受け止めるつもり。大切な学びは・・・・どんなちっぽけな手術・処置であっても、受ける患者サイドには相当な不安とストレス、場合によっては恐怖にもつながるということ。術後もほんの一日であったが、拘束状態に置かれることは、かなりの苦痛であること。。。。今まで自分が何気なくしてきたことが、こんなにも苦痛を与えてきたなんてことが今更ながらに分かっただけでも、自分にとってプラスであると考えられるようになったと思う。医師国家試験の実技課題として入院・手術体験なんてのをすればいい医者が増えるよきっと。。。 なんてことをうだうだ考えながらたぶん増えすぎた体重を気にするかの如く病院外を散歩しに行こう。。。今日はT-シャツ・短パンに一人で着替えられたので少しうれしい退院予定の朝なのでした。。
ちなみに先日の画像は左右反転させてしまったので、実は左手が正解。手術は利き腕の右でありやした・・・・・・
回復期にはまだまだ？ [日常]
朝からベッド上でうだうだ。尿道バルーンカテ、点滴留置針、モニター類は取れたが昨夜は、もともと低い血圧が70くらいまで下がり、心拍30台まで低下。一瞬ふわっとなったため房室ブロックが起きたのか？なんとなく意識消失発作だったかもしれません・・・・おまけにまだ腰回り、お腹、背中の一部、後頭部が痺れている。恐らく表在知覚のみの不全麻痺だろうがこのまま感覚障害が残るかもしれないという不安もある。自分的には胸椎・腰椎レベルの脊椎横断症状と思うが、別に腰椎麻酔を掛けたわけではない。たぶん一ヶ月くらいすると戻るとは思いたいがどうだか？。それなりに不安である。障害分布では脊椎動脈梗塞の可能性が強いがどうだろうか。やはり血圧低下と徐脈が関与したかもしれません。（まあ、体を張った賭けだからこういうこともしょうがないと諦めるさ・・・・）
相変わらず食欲は旺盛すぎてかなり太りそう・・・・・
明日にはもう少し良くなっていることを期待して片手PC打ちを終えさせてもらいます。
当日・深夜・翌朝・・・・編 [日常]
楽しい入院生活？第二日：手術当日編 [日常]
今週は忙しさと、さまざまな試練のため、全く走れなかったので、わずかばかりだが病室ベッド上で安静どころではなく、ヨーガ・ストレッチ・腹筋・背筋・その等尺運動を繰り返した。たぶん1カ月近くブランクが空き、走れない体になり果ててしまうのは目に見えている。何とか少しでも気休め程度に・・・というわけだ。その後はいつもどおり、夜11時まで眠れずいつもどおりPCの前でパチパチポン・・・であった。その後はどうも、日常の疲れに負けてか、爆睡状態に入ったようだ。朝起きたら7時になっていた。毎朝4－5時には起床し1000カロリー程度の朝食をとる僕。。さすがに腹が減っているが、全身麻酔前に食事は禁忌だ。さあ、大食漢の僕としてはかなりきつい一日になりそうだ。。。いつもの癖で間食してしまいそうで怖い。8時00分には病棟看護師さんが留置針を入れに来た。。あ～～もう入れるんですか、（しまったな～昨日夜シャワー浴びなかったよ・・せっかくシャンプーとか洗顔剤とか買ったのに・・）左手に留置針を入れられしばし考える。今日右の手を手術したら、生活できん位不自由だよな・・・よし、このままシャワー浴びちゃえ！！バレたらきっと、怒られるだろうけど。。では最後にシャワーでも浴びておきますか、もちろん半身浴だけど・・・・・・頭洗いたいな・・・どうしようかな・・・
この後尿道バルーンはどこで入れるんだ？麻酔かかってから？・・・また不自由にされるのだろうか・・・頻繁に看護師さんが検温に来るので、そろそろ文章を完結させないと・・・・・利き手の拘束、これは相当ストレスフルである。では、無事終わり痛みが取れ次第更新しますね。
じゃあまたな～
楽しい入院生活？始めました [日常]
7月9日：午後13時30分ギリギリまで外来をやって、昼から無事、M波総合病院8Fに入院しました。入院予定の普通の個室15000円/日なり。。。はまだ掃除が終わってなかったの、しばらく特別室を使ってくださいとのことで、ソファーで寝ていた・・・・・部屋に案内され持ち込んだPCにエッジカードを挿入し、低速ながらネット接続し、こうやってブログの更新だ！！きわめて暇人。。。。
8階個室へ侵入開始・・・・・
8Fの窓からは木曽川の大きな流れが眼前に望め緑のベルトに覆われた堤防を無性に走ってみたくなります・・・いつもはこんなことは思わないのに・・・自分に規制・制限がかかると人間なんて、わがままなもので、普段思わないことを考えるものなのです。
ああ、緑の堤防を走ってゆきたい・・・・・
さて、手術は明日の午後1時ごろから、静脈麻酔のみで維持される模様。術体位は座位。一応初の気管挿管・尿道バルーン留置される立場で患者様の気持ちになってみようという、M的発想な人生体験なのです。静脈麻酔はマイケルジャクソンで今流行りの？薬品を投入されるのだろうと思いますが、気持ちよく僕を眠らせてほしいものです。アルコールに弱い僕はきっと一発だと思いますが、何せ頑固な不眠症を崩せるでしょうか？？
もうすぐご飯来る時間かな？？まあ、病院食には大きな期待はできないが、やはりこれ位しか楽しみはないよな。麻酔科説明室まで案内してくれた看護師さんのすれ違う人にもニコッと笑いかける、笑顔はめっちゃくちゃかわいくて印象的！！、いいね～若い人の笑顔は気持ちいいっ。すれ違いざまに会釈することは、きっと病院の方針なんだろうけど、なかなかさりげなく出来るのは難しいよな。可愛い子がやると敵無だね・・・・あっ、完全におじさん入ってるよ・・・・・・・。ほんと、ここの病院を見習わないとな。職員教育が厳しいんだろうな。なんて人間ウォッチングしながら、こうやって時間をつぶしながらPCネット更新が意外に楽しかったり・・・・・
ではまた。。。。Before and afterなんかも楽しみにしてください。
やっぱり僕は弱虫ですか？？ [日常]
だんだん手術の日が近づいてきた。（正確には7月10日午後）別に大手術ではないが、僕の人生初のメスの入刀である。ケーキ入刀ならまだしも、右腕入刀・・・はいただけない・・・こわいな、やだな、終わった後は痛いよな～・・・云々と泣きごとを言っていたら。。。
さる人より、”いつも自分が手術を受けるように言う立場でしょ！、泣き言は言わないで今はその日に備えて体調を整えるしかないのっ！とにかく今は、手術を終わって一刻も早く復帰して、仕事を開始するように頑張るしかないの、先生を待っている人がいるんですよ！！・・・とカツを入れられるしまつ。。ははっ～おうせのとおりでございりまする・・・さる人は強かった、何度この人に助けられているのか・・・
いつもは単独無謀山スキーをしがちですが、いざとなると以外に小心者の僕なのです。見事に気合い注入されて、そうかそうだ頑張らないと・・・と納得する単純さです。
今日一日ノンストップで仕事をして、夜もたまった仕事をシコシコこなし、入院準備、明日朝ぎりぎりまで診察して、午前終了と同時に、午後から入院なのだ～～～
何とかの、不養生・・・・まあこんなもんですよ・・・・入院ついでに大腸内視鏡と胃内視鏡をやりたかったけどさすがにその時間的余裕はなさそう。。
さて結果はいかに・・・・じゃあまたね
今日は七夕・・・ [日常]
朝出勤時に車に乗ると・・・ナビが今日は〇〇の日・・・を語りかけてくる。いわずと知れた７月７日；七夕でした。メジャーな日もあれば、そんな日知らないよ的な、無理やり当てはめたものもあったり。
さてさて、七夕がなぜに7月に存在し、織姫と彦星が存在し梅雨真っ只中の7月7日に天の川云々・・・・の話が存在していたのだろうか。もう少し晴天率の高い11月とか3－4月とかなぜに選ばれなかったのか、そのほうが彼ら彼女らももう少し高率に年一回の貴重な日に晴れた天の川で出会うことができたろうに・・・ちなみに旧暦の7月7日はほとんど立秋以降であり、その時期晴天率は53％であるのに対し、新暦７月７日は晴天率26％程度とかなりかけ離れている。もともと、織姫彦星伝説？天帝の娘である織姫は働き者の娘で、。夏彦星（夏彦）もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認め、夫婦となったが夫婦生活が楽しく、二人とも働くことを怠るようになり、天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことを許したらしい。。。だとするとこの日に設定した天帝は気象が悪いことを知っての考えだったのか。最初から”お前たちはもう会うな！！”、”人生そんなものですよ・・・”という、かなり昼ドラくらい現実で生々しい話だったのか。。。
7月7に関わらず、7月第4週の海の日・・・・これも罪だ。梅雨明け最後のゲリラ豪雨（4～5年前間ではこんな言葉もなかったけど。。。）がちょうど、このころにやってきて、何度か山行を断念させられることもあった・・・だからもう少し休みの日の設定とかも考えてほしいと思う。世間が何連休といっても、元々連休をとる事に抵抗のある職業の僕たちには2連休がつき二回くらい分散されていたほうがずっと嬉しいのだ。。。。
週末の手術を乗り越えた後、この夏は何か楽しみはやってくるのかな？山も自粛、走るも困難、MTBもどうだか？？・・・・やっぱ読書とか創作活動（料理です）座禅とか黙祷？とかで我慢するかな・・・・・
