学会等(?)遠征・・・・ [山スキー]
22日東京千代田区国会議事堂の近くで総合健診医学会学会参加
23日なぜか群馬県は谷川岳出没・・・雪・雪崩・・・敗退
24日なぜか長野県は戸隠出没・・・・各種交流会とハイペース山行に撃沈・・・でも楽しかった
走行距離1150km
中身は・・・・まだ何も・・・・
谷川では雪の中、稜線のギャップが超えれず、さらに少し欲を出しかけて、少し谷へ降りたらワンターンでバサ~~と切れて足元に30cm少し、下部では50cmの破断面が出て、下部で雪煙りが上がる・・・死ぬかも・・・
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H&FおよびKさんパーティーについてゆくには写真とか動画
とか撮ろうとするような時間は無いことに気がついた。デジカメのスイッチ入れて起動するころにはすでに視界から消えてるよ・・・自分が少しでも先に降りようとして頑張ると・・・こけた・・・大ごけ!!そしてまた視界から消える。ちょっと待って~~~H川先生 の写真を撮るF澤君はすごい。コンデジではなくデジ一じゃないと写せない理由が分かった。タイムラグの多いコンデジでは視界に入らないのだ。
途中から彼らの写真撮ることは止めた・・・・唯一映っていたのはココだけかも・・・
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滑走写真がほとんどない・・・でも、おまけがあるけど本人の承諾をもらってないのでパスしておこう・・(深澤号大公開?)
焼岳No2. 鉄は熱いうちに・・・ブログは興奮冷めやらぬうちに・・・アップしよう [山スキー]
焼岳でのかなり上級なラインを滑ってあの瞬間は何となく落ち着きまくって滑った自分がある意味怖い。何かに対して麻痺している・・といったところでしょうか。
ワンシーズンのうちのワンチャンス・・・・・THE DAYの一日であった。気温は低く雪はしっかり安定し、天候はそこそこ明るい・・・昨日以外にこの瞬間は無かった。そんな一日だったのでしょう。
篠崎さんエントリー・・・とにかく柔らかく雪崩を誘発させない滑りが一番大切・・・・
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中間部疎林台地では豪快に行っちゃおう!三浦さんの滑りは無駄がない。そして、山に対して経験と知識と挑戦心に満ち溢れている。一方、山への謙虚さも併せ持つ。それでいて都会的センスでさらりとこなす。僕には絶対まねできない・・そんな方です。
僕の中でプロフェッサーと呼ばせてもらいます。
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焼岳No.1 科学する山スキー・・・焼岳上堀沢厳冬期滑降(初記録ですか??) [山スキー]
(ふらふらの状態で寝ながら更新していますので誤字脱字文脈滅裂状態です・・・きっと・・・・すみません。)
1月17日(日):山スキー界のリーダー的存在、三浦大介氏から篠崎氏にお誘いがあり、焼岳上堀沢滑降に同行させていただきました。この時期に上堀沢の滑降の記録は見たことがないが、初滑降でしょうか?
それはさておき、焼岳には一般的に滑られている下堀沢も含め、周辺に6~7本の(もっと?)溶岩流溝がある。いずれも深く傾斜の強い溝であり、当然雪崩の危険も高い。このような溝を厳冬、降雪後の条件で滑るには相応なる雪崩の危険がある。その危険をいかに軽減し、弱点を突くか・・・・直感だけに頼らない、科学的根拠で雪を見破り雪崩の恐怖を限りなく緩和し、そのバックアップのもとで大胆な厳冬期(深雪期)滑降に挑んだ。結果は安定した雪に助けられ危険を感じることなく無事帰還。ただし、コース自体は突然目の前の斜面が崖となってしまったり、地熱の噴気孔があったり・・・・当然、直感だけでなく三浦氏による事前偵察、当日の頻繁なるピットチェック、先行滑走でのルートファインディング、不安要素が少しでも多ければ滑走中止という極めて合理的な考えのもとで雪質に対する不安感が少なく、当日のメンバー全員が斜度に対する恐怖(たぶん最大45度・・・・傾斜以上に複雑なアンジュレーションで斜度感覚がつかみにくかった・・)の克服ができる・・・という条件のもでGOとなった。だれかがNOと拒めば中止になっていることもあっただろう。根性系だけでなく、まさに科学の目でルートを切り開く、冷静な山スキー山行であったと言える。氏いわく・・・初滑降などのある程度未知の危険をはらむルートの場合、とくにこの感覚は大事です・・・・・とのこと。
登り5時間、トラバース斜面・エントリーポイントでのピットチェック等で1.5時間、滑降実質30-40分で無事に中の湯駐車地へ帰還。温かい中の湯の温泉で生き返った・・・
いやはや見事なルートファインディング・・・・恐れ入りました。
中央の白いルンゼ一部崖に阻まれ左疎林台地上にエスケープ
それから,渋滞に巻かれ5時間後の21時に岐阜市着・・・強烈な睡魔と闘いながら渋滞の高速と戦いある意味、滑降時の雪崩の恐怖よりも危機を感じる時間であった・・・・
雪崩に巻き込まれる確率よりも、交通事故にあう危険性の方がずっと高かったりするのかな・・・と真剣に考えてしまう。。。
う~~ん何が書きたかったか忘れた・・・・山の疲れより渋滞疲れ・・・運転疲れ??すべてのPAで休憩して帰ったような・・・
とりあえずちょこっとだけ報告・・・・・・
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科学する山スキープロフェッサー・・三浦大介氏さすがは理学系博士(でしたか?)
最大斜度は45度程度。雪は安定していたが、下部の見えないプレッシャーはなかなかのものだった。
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せめて代謝だけでも上げないと・・・ [山スキー]
今年の冬は本当によく雪が降る。ここ数年のうちで2006年の豪雪以来の降雪量だ。朝起きると道路一面が凍っており皮靴では滑って怖い・・・足回りはダサいが長靴が一番楽ちん。手袋・キャップはもちろん山用である。歩いて10分もかからない職場なので余程大荷物が無い限りは歩いて出動している。
週末はそこそこ山でのエクササイズを行っているがウィークデイは・・・なかなか寒くていったん帰宅してしまうともう一度外に出るのがおっくうになってしまう。でもジムの会費はもったいないし、やはり週に2日間は出動したい。ということで、昨日も、簡単ストレッチ・簡単筋トレ(手術した右肩が痛くて全く負荷をかけられない状態が続いている・・・)、その後徐々に体が温まりトレッドミルでランニング。アスファルトランはどうも膝や腰にかなり負担が大きく、ここ半年はジムのインドアランである。とりあえず10kmを走り、入浴およびサウナタイム・・・体重計量は愕然・・・・ベストよりも5kgオーバーである・・・なんとかならんのかいな・・・体脂肪率もここ10年で最悪の数字。手術前がベストだったけどそれ以降体の体質が変わったかのように体重コンロールができない。(理由は判っちゃいるけどね・・要はカロリー摂取オーバーと気合い系の運動不足)。それでもジムの後は体が一気に代謝が上がった感じでポカポカして本当に気持ちがよい。これを味わうと冬の寒さも気にならないんだけど。
山での安全確保には万全な体調は必要。単独でのラッセルに耐えうる耐久性は今は無いかもしれない。したがって単独でのロングルートはやや怖いので出来るだけペアー以上での行動をひそかに頼っているのです。現場(山)で実践トレーニングが一番エネルギー消費が多いので、パウダーシーズン真っただ中・・なんとか週末エクササイズに出かけたい。
そんなこんなで、毎年いろんな山(といっても大半が岐阜県内のホームグランドだけど・・)に行くがワンシーズンのなかで、かねてから自分の思い描いたルートが、遂行できると会心の山行!!となる。昨シーズンは加賀白山2山行の合わせ技記録だったが、このクロニクルが今月の岳人誌に掲載されて、一昨日おまけで一冊タダで郵送されてきた。別に”すごい記録”というわけではないがまあ、珍しいルートでの山行であったの自分としては楽しかったな~と思いだされる。それなりにお勧めできるコースではあります。
さて今年はなかなか思い描くルートが見つからないが、まあ突然に、ふと、あそこに行きたな・・と思えればそれでいいかな・・・くらいであまり気負わないでぼちぼちと・・・。
伊吹山バリエーションとかも面白いけど旬が短すぎて・・・その前に体調管理のために、今日もジムで代謝上げてこようか・・・雪で藪は隠れているだろうが、床屋にも行かないと頭が藪になってきたよ・・・
緊張を快感に換える瞬間 [山スキー]
今の仕事は一般内科外来と健康診断・人間ドックを主体に行っている。元々は循環器内科でいわゆる心臓血管系の中心となる心臓カテーテル検査・および冠動脈手術を中心に行ってきた。心臓病は特に冬の良く冷えた深夜から朝にかけて発症することが多く当番の日にはポケベル!!(古い人間なもんで!!)を耳の横に置いて寝ていた。緊急呼び出しのベルが鳴ると出動までに5分、さらに、5分後には病院着、さらに検査開始までは15分・・約30分後には緊急検査を開始できるのが僕らの目標であった。お膳立ては当直の検査技師さんや看護師さんが心電図・心エコー・各種血液検査採血を行ってくれて僕ら医師はその検査材料をみて心筋梗塞・狭心症・胸部大動脈りゅう・・・の診断をくだし、即検査開始・・というプロトコールができていた。もちろん勝手に検査技師さんや看護師さんが検査を行うことはご法度だが、僕たちは日ごろ各種トレーニングで役割分担を明確にしており、もしこの過程でトラブルが起こったら当番医師が責任者となって彼らの全責任を負うといった完全なシステムができていた。すなわちお互いがプロとして認め合い、成り立つ分業であった。これらによりより速い検査システムが整っていた。拾った患者さんの状況によっては1週間帰宅できないとか・・(さすがに風呂くらいは入りに帰りましたが・・・)かなりの拘束と緊張を強いられることもあった・・・・
さて、今でこそ、そんな緊張する瞬間は仕事の上で起こることは少ないが、やはりこのような緊張を好む人間としては、生活の中にどこか、緊迫した瞬間を求めてしまう。そのひとつの形が、山岳スキーの世界かもしれない。何もこんな危機迫る行為で緊張を味わわなくても・・・とおっしゃる方は多いとは思いますが、それでしか、満足できない種族もいることはご了解してもらいたい・・・と言い訳がましく書いておこう。
警察組織の生活安全課の中に山岳救助隊なる特殊部隊が存在するのは、別に山でトラぶった登山者がいるから出来たのではなく、恐らくは、山岳救助隊の志願兵も本来山が好きで、好きな山で”同じような穴のむじなが存在し、彼らが山で危機に瀕しているのをほおっておけないから・・・”という自然な成り立ちで生まれたにすぎないと僕は思う。たとえば僕らが糖尿病の患者に”あんたが勝手に好き勝手に食べまくって糖尿になったんだからおらはあんたのことなんか知らねえ~~”とは僕たちは決して言わない。それと同じ。
山はごく一部の人間に対してかもしれないが、”必要不可欠な行為”なのだろうと思う。山の厳しさは人をはぐくみ、試練を与えさらに進化させ・・といった必要悪なのだろうと思っている。
必要のない行為ならとっくにこのようの3Kの代表行為は世の中から消えているだろう。と自分にいいように解釈し、また、山に行ってしまうであろう自分を擁護しておこう。。。
緊迫した時間を求めて3Kが大好きな僕らについてきてしまう女性もいたりする・・・いつか僕も高難度クライミングに連れて行ってくださいね。焼岳北面2300m付近はセミアルパイン、ザイルなしのフリーの世界でした。決してスリップは許されません。山は真剣勝負です
ナレーションにYASUHIRO先生の名前が出てしまいました。申し訳ありません・・
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焼岳北面・・・想定外のマニアなルート? [山スキー]
チョモランマン篠崎氏より山行記録をなぜか振られてしまったので、綴ります・・・
操@岐阜市です。
1月10日の飛騨神岡町の大洞山に続いて、既存報告のある焼岳北面台地登り~山頂から黒谷滑走を試みました。
【山域】焼岳
【場所】岐阜県
【日時】2010年1月11日(月)
【コース】中尾温泉除雪終了点~割谷林道~溶岩台地末端~山頂~黒谷~駐車地
【メンバー】篠崎、操、三木
【装備】PONTOON 169cm,ボレー,スカルパ(篠崎)
PONTOON 179cm,TLT,ガルモント(操)
GOT BACK 146cm,TLT,ガルモント(三木)
【天気】薄曇り
06:25 1130m 新穂高中尾温泉除雪終了点発
07:30 溶岩台地末端取り付き
09:19 1800m 森林限界直下
10:25 2250m 岩峰基部スキー脱、ピッケル、アイゼン変更点
13:15 2455m 焼岳南峰着
13:45 山頂より黒谷滑走開始
14:55 1520m付近 滝のクライムDown(スキーで岩下り?)
15:15 1350m大堰堤高巻~割谷林道合流
15:30 駐車地着
藪山系飛騨市神岡町大洞山を滑走?したのち、協議の結果、明日の予定を焼岳北面とした。僕は車中泊、篠崎さんは一旦帰宅後病院で緊急手術。これで少しは、明日の体力が消費されるかな??とおもったら・・・。今日は2日前に松本ブンリンさんで手に入れた超軽量FATスキーK2 GOTBACKを従え福井の女流アルパイン;三木さんも参戦。
朝6時に待ち合わせ。ヘッデンで6:25出発。溶岩台地末端はかなり樹林も深く取り付き点が第一の核心か。
まずは取り付き
その後台地乗り上げで傾斜は緩み淡々と登り続ける。ほとんど先頭は篠崎氏。僕は足が重くなかなか前に進まない。2250m岩峰群基部までは辛うじてスキーで登る。足回りをアイゼンピッケルに変更しラッセル開始。雪が潜り難儀する。先頭ラッセルはここからもすべてチョモランマン篠崎氏に頼りっぱなし。僕は完全にエンプティー状態、足が上がらず難儀しまくり。三木さんはさすがアルパイン志向。ここの登りは安定していた。
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さて膝まで潜るラッセルをかわして山頂着。穂高はガスの中。天候はやや下り気味。
山頂でハイテンションな人?キット登頂意欲が湧きまくったのでしょう。
滑走はもちろん山頂から。三木さんも先行者が下でサポートしながら、気合で降りてもらう。つらいでしょうけどガンバ。無傷で下山しましょう。直下は岩が至る所から飛び出し地雷原。雪が少なすぎる!この分だと下部で滝が出ているか・・・しかし200mDownすると素晴らしいパウダーに出くわす。そこら一面白い粉の世界。その後しばらくはパウダーラン。チョモランマン氏は雪山賛歌?を大きな声で歌いながら悦に浸って滑り降りる変な人・・・
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この唄は・・・・なんですか? 聴こえないのが残念です・・・
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以下余裕なく写真なし・・・
しかし下部は危機また危機。途中崖にぽっかりシュルンド。ここは間一髪でクリアー。さらに1500m付近でとうとう滝が・・・篠崎氏は果敢にスキーで突破。さすがはセブンサミッター!百戦錬磨の突破力だと感心。危険に対し引き返す考えもさることながら、どこまで攻め切れるかも山での生命線かも。その後は雪の少ない岩だらけの斜面を新しいスキーをがりがり言わせて巨大堰堤突破、危機一髪駐車地にGOT BACK!!
* 三木さんお疲れ様。本格山岳スキーになってしまい申し訳ありませんでした。通常レベルは超えていますのでもう怖いものはないです。
* センブンサミッター篠崎さんのラッセル能力に完全に助けられた山行でした。脱帽です。今回は今までの中でかなりハイテンションだったような気が・・・・ハイテンション・・・やはり白い粉の影響だろう
* 黒谷は狭くサイドからの雪崩は要注意。大きな雪屁もなく、デブリは全く発生せず、この日はかなり気温が低く雪は安定していたが 、谷内での停滞時が長く反省点が多い。全体に雪が少なく谷が埋まっておらず地雷原・崖・滝があり時期の判断が問題なコースでした。
そんな事までしなさるな・・・・ [山スキー]
定期的にPCに配信されるM3.comという、メディカル系ニュースがある。
昨年の末に一年間の総決算の医療系トラブルのアクセスランキングというものが流れていたが、そのなかで、No.1は医師:車での速度超過再三の出頭要求に応じず逮捕・・・というものがった。これはかなりかっこ悪いな~~たぶんこの方バブルのころよく見受けられた(超)高級スポーツカー:俗にフェラ〇〇とか乗って高速道路を制限の倍くらいでかっ飛んでいる人だったのかと思う。この人はきっと完全な草レース屋さんかもしくはスピードによって自分の欲望を解放すると言ったたぐいな人なのだろう。まあ、道徳的には許されないがとにかく人身事故だけ起こさなかったのが幸いか。僕も過去に・・・2輪で200kmでかっ飛んだこともありましたので大きなことは言えません。
No2だったかNo3だったか忘れたがいわゆる意図的安楽死・・の問題。筋弛緩剤注射で呼吸を止めて・・・といった手段だ。世の中の社会状況は寝たきりには厳しく、五体満足・裏の商売をやって儲ける人には甘く・・・といった歪んだ世の中で、今後もこういう事例は尽きないだろうが、完全にこれは医者の間違い・・・意図的に筋弛緩剤はまずいでしょう・・・本当に安らかに・・・を願うならば、何もせず、ただその人が徐々に朽ちてゆく・・のをじっと見届けてあげるのが勤めかな。何もしないといっても、少しは何かをするわけで、その内容が必要不十分なだけなのですがこれも高度な医療の一つといえるかも・・・実際に、暗黙のなんとかということで”家族も何でもいいから、寝たきりでもいいから生かして!・・・と切に希望されないケースも多々あるわけで、そういう需要に見合った医療体系というモノは確実に存在する(ここでは大きな声では言えませんが、それが必要悪なのである⇒テレビで神の手を持つなんとか。。。が放送されると、都会にあるような超先進大病院でかっこよくヘリコプターを乗り回して活躍するイケメン医師もいれば、その半面、現実の高齢者医療はもっとシビアなんですよ、毎日おむつの雲子まみれになりながら・・というドラマもあってもいいと思うけどね)
いずれにしても、一応みんな医師なんだから”そんな事までしなさるな!!”といった時事問題も数多いです。
しかし僕ら山ヤの端くれも・・・深夜に山行取り付き点を目指して、高速をかっとばして御用されたり、ヘリに乗って現れる医師はかっこいいが、決してヘリコプターで釣りあげられるヘボな医者にはなりたくないな~・・・気をつけないとね。傍から見ていれば、雪山登っている人間なんて”そんな事までしなさるな・・・”と思われているに違いね~や。でもこの世界から足が洗えない僕らの行く末は・・・・・・??なんてことを考えている懲りないおじさん医師 兼 素人山ヤな僕なのでした。。。
2010/1/8の自宅マンションから伊吹山東面ルンゼ:今年は何年かぶりに滑れそうな予感。ただしあそこをクリアーするにはドライブウェイ法面の登攀とザイルでのロワーダウンが必要なテクニカルコースでもある・・・・そんなことまでしなさるな・・・・・・・・かも。。。
小物だけど大物な役立ちそうな話 [山スキー]
近所のホームセンタへ定期的に行く。面白、お役立ちグッズなどを発見するためだ。。。
今回の収穫物。
左から・・・・
自動車洗車用品の中からプラスチック・ダッシュボードの保護つや出し用ワックス:1000円くらい、その右隣り:シリコン系防錆・プラスチック潤滑スプレー:ドライタイプ400-500円位(べたべたしない、溶剤非配合金属用でなくゴムプラスチック可と書いたものを買いましょう)車のダッシュボード用は界面活性剤が含まれており、洗浄効果やあることや、比較的デリケートな部分に使うことも想定されており、スキー道具に使うには車用の方が無難なのかもしれませんね。・・・・・・・これらはどちらもほぼ同様の目的であるが、最近多用されているエンジニアリングプラスチック(たとえば、スキービンディング周辺、兼用靴のシェル・バックル部分)の経年劣化の破断への寿命延長や防止、着雪・着氷防止の目的によいと思う。あまりにも安いものは有機溶剤が含まれていたり、成分の悪いシリコンが使われている可能性があるので、一応値の高いものを使いましょう。有機溶剤は逆にプラスチック部分を劣化させる可能性もあり得ます。ですから”金属以外には使用しないでください・・・”とあるものは止めましょう。⇒使用用途:ゴムやプラスチック・・・と書いたものに限定したほうがよさそうです。
中央:解氷スプレー:600円くらい・・・・当然山行中にビンディング周辺や靴が凍りついて難儀をした時用です・・ボトルごと持って行くことはできないので、これを右隣のハケ付き小分けボトルに入れてザックに忍ばせよう。もちろんゾルスプレータイプではなく、ポンプ式スプレーの解氷剤を買いましょう。ただし、スキーシールに直接かけたりは絶対止めた方がよいでしょうね。シールのノリ面がダメになったりする危険性大です。とくに有機溶剤が混入しているかどうかは成分表で要チェックです。ビンディング回りのみにつかえばok でしょう。
右・右上:各種ペイント用ヘラ。ソールやシールの着雪を取り去るときのヘラ。特に深雪期のシールトラブルは致命傷になります。98円~150円と安くて何本かサイズもあるのでまとめてゲット。ただし、あまりにも寒い時だとプラスチック硬化が起きてパキ~~ンと割れるので注意してね。まあ安いからいいけど・・・一番いいのはスキー用品専門で売っているスクレイパーがいいけど高いし、よく山中でなくすから・・・・
というわけで、この季節は日々山スキーのことが頭の中で渦巻いており、ちっぽけな小物を買ってはう~~~んと考えてニタニタしてしまう懲りない僕なのです。
しばらくは山ネタだけでもつなげそう・・・往々にして山バカHPでよくあるパターンです。
日常生活でも書きたいこと・言いたいこと山ほどあるけど無難に、山ネタだけでしばしゴメン・・・・・・・・
山スキーは山ヤにあらず?! [山スキー]
と言うわけで、山スキーというジャンルは真のアルピニズムから離れているのかな?と疑問もある。そもそも、僕が山スキーを始めたわけは、単純明快。積雪期も山に登りたい!である。しかも日帰り前提で・・・。
職業柄、山中で携帯呼び出し、帰ってこいコールにより深夜に下山したり、様々な障壁が過去にあり、一時は完全に山行活動はやめようと思ったのですが、それでも、やはり、山に入りたい願望は捨てられなかった。そこで出会ったのが、いかに雪の中で速く、安全に行動できるかを限界点でマッチングさせてくれたのが山スキーだったのである。その出会いは衝撃的な山行クロニクルだった。(詳細は省く)。今の自分にとっては山スキーの課題は、いかに速く、安全に行動できるか、そして最大の付加価値として重力ベクトルに沿った滑走によるサティスファクションである。
アルピニズムが垂直への挑戦だとすれば、山スキーは水平、斜め上向き、斜め下向き、さらには360度全ベクトルを山の中で発揮できたとき、自分として山スキーはアルピニズムなのだと実感できるのである。これからもきっと山中泊は困難である以上このベクトルを追い求めるのが僕の当面の山行活動となる。
さて、これらの山スキー山行をセイフティーかつロングディスタンス、ハイスピードで実現するためには、道具の進化に頼るところが大きい。だから山スキーには相応なる費用がかかるのは否めない。それは上手く言い訳すれば命を守るための最低限の投資である・・と言ってしまおう。(この辺は古典的山ヤさんには受けが悪いんだろうな)
山スキー道具はある意味かなりマニアックなもので、どこでも手に入るわけではない。僕の場合、元々名古屋にあるIBS石井スポーツで全てのマテリアルの技術アドバイスを受けていた。ご存じのごとくIBS石井スポーツ名古屋は現在休業?中(新生再開準備中)であり今シーズンの山道具調達は困難を極めた。そこでいろいろ画策して、岐阜から200KMとチョイと距離は遠いが松本市にあるご存じブンリンさんで、今シーズン、お世話になることとした。先月、メールで希望のマテリアルを注文し、山行の帰りに取りに伺ったが、さすがは山の本場松本の店だけに山スキー道具のラインナップは万全であった。(決して大きな店ではありませんが、必要十分な品揃えという感じ。)しかも、遠方から来たためか店の主人は親切丁寧であった。わざわざ、遠路訪れただけのことはあったと思う。ちなみに・・・いつも同行していただく方たちも最近はブンリンさんで用具を調達しているらしい。とくにココには最大幅135mmのオリジナルスキーアイゼンを手に入れることができ、最近のファット化するスキーにおいては大変ありがたいものである。というわけで、満足できる山スキーを支えるために、安心できる用具選びと、優れた店は欠かせないので、皆さんもぜひブンリンさんを覗いてみてください。
最近、知り合いの福井県の女流アルピニストも遠路、ここブンリンさんで衝動買い?してしまったらしい。
善い道具で安全に快適に積雪期の山を楽しみましょう。
こんな感じで・・・!!
激パウ!! 名人の元祖テール滑走
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DeepなPowderで傾斜が無くてもFATならそこそこ走ります。
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良識と分別のあるはずの懲りない人たち・・ [山スキー]
さてさて、今年は山行に関しては自重に自重を重ね・・・と誓ったはずなのに、なぜか昨日の本年初頭の山行ではいきなり豪快谷パウダー滑降から始まってしまった・・・これっじゃあ自重じゃなくて自嘲だよと思ってしまう。
集合したメンバーが善いのか悪いのか?このメンバーだから、最初からこうなることは判っちゃいたのですが。
少し前までは新雪・降雪中・・・このようなコンディションでの谷筋滑降はご法度です。当然雪崩の危険性大ですから。昨日の状況は登路の尾根では、風の当たる尾根筋の方がクラスト面に新雪が30-50cm乗っかった感じで、ところどころずれる場面があったが、むしろ沢状斜面の方がしっかり雪が圧着しおり、ジャンプテストでも雪が切れることはなかった。尾根滑走を選んだとしても、稜線は最峡部1mのところもある視界の無い中での滑走はむしろ谷よりも危険・・・・
上部斜面は極めて安定した雪質だった。滑走感も申し分ない。ワンピッチずつ切って相互を確認しながらどんどん落ちてゆく。自由落下運動というより、大きく翼を広げて優雅に華麗に(加齢じゃないよ)グライドする気分。
核心部ゴルジュ付近は有効視界は10m以下。Ho~Ho~声だけでお互いの距離と無事を確認しながら一気に危険地帯突破。決して転倒して途中で沈殿したりする余裕は無い。絶対こけないことも条件になる。登りでも先頭はFreeの状態で、セカンド以降はもし落ちたら絶対助けに行く?(ホンマかいな)覚悟で雪屁稜線突破の場面もあった。しかしこれらの成功(博打みたいな山行やな・・)には皆が共通の装備や精神力、さらに過去の彼らの経験・・・などなどを共有できていたことがあったのが要因だ。ひとりでも躊躇したり、遅れたり、すれば危険時間はどんどん増える。さらにスキー装備もたとえば細板だったら、ツリーホール踏み抜き、深雪での転倒を免れない状況もあった。したがって、ある程度のリスク軽減には相互の絶対的な信頼は必要である。(でもやはり博打っぽい面は多々あり)。
まあ何度もすることではないが(?)。
この時期の雪の質はドライパウダーを期待してしまうが昨日は少し湿った雪であった。キット北海道なら・・・極上の粉なのだろうな・・・
雪の酷道?156号線荘川通過・・・・・
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4名交代で6時間の忍耐のラッセル。それぞれがトップと入れ替わったすきに腰を下ろすことなく補給をしつつノンストップの行動は厳冬期での必要な補給法。今日の状況で2人ラッセルだったらかなりきつかったろう。Super FAT4連装でのラッセルの最後尾では高速道路ができていた・・・
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名人はどんな状況でもくねくねとテールを振ってグライドしてゆく。
☆さん・・・ストックのさばきがなぜかセクシー・・・・あのストックワークで何人もの〇〇〇を・・・・
チョモランマンさん・・・・PON君2010限定モデルを買った甲斐があった~~と感涙。
相変わらず、どうしようもない解説(岐阜弁丸出しもあり)。良識のある皆様を呼び捨てにしちゃってすみません・・許してくださいね。動画はただ動いてるだけじゃ面白くない・・・過剰なまでのナレーションが臨場感を高めるのだと信じる僕。
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